毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
窮余の一策
東国原宮崎県知事(私は今でも「東」と呼んでいるが・・)が、次期衆議院議員選挙に立候補要請をした古賀誠・自民党選挙対策委員長に対して、「自民党の総裁候補にしてくれるなら出馬を考える」とか言ったというニュースを一昨日の夜聞いたとき、まったくなんて奴だと思った。発言自体が分をわきまえないとか、調子に乗るなとか、そんな次元の問題ではなく、もし自民党がトチ狂って彼の提案を受諾したならば、何の根拠もない「東国原ブーム」が起こって、瀕死の自民党が息を吹き返すかもしれないと思ったからだ。
私はどこの政党の支持者でもない。だが、少なくとも今の自民党政権では先が見えないと思っている者である。場当たり的な政策を重ね、いったいこの国をどこに導いていこうとしているのか、まったくビジョンの見えてこない政党にこれ以上この国を託すわけにはいかないと憂うる者である(単に憂いているだけど何もしていないけどね・・)。かと言って、民主党をはじめとする野党にも期待をかけてかけているわけでもない。ただ、四面楚歌なこの状況を打破するための小さな風穴くらいにはなるかもしれない、と政権交代にほんのわずかながら期待をかけているだけに、東国原が妙なブームを巻き起こして、選挙民が思考停止の状態になってしまったら、またしばらく停滞が続くだけだ、と暗澹たる気持ちになってしまったのだ・・。
元々私は東が好きじゃない。たけし軍団で馬鹿なことを繰り返していたのは糊口を凌ぐための手段だったから仕方のないことであろうが、私が一番許せないのは、かとうかずこという奥さんがいながら、何度も浮名を流したことであり、最後には愛想を付かされた格好で離婚したことである。私はかとうかずこのファンだった。彼女が東と結婚すると聞いたときは、我が耳を疑ったほどだ。「あんなに人品の卑しい男と・・」などとたけし軍団での粗暴な振る舞いしか知らなかった私は憤った。結婚後もバカな行いを繰り返す東の愚かさを知るたびに、「だからあんな男と結婚しちゃいけないんだ!」と悔しい思いが募ったが、何年も経ってやっと離婚したと知った時には思わず快哉を叫んだ。
そんな私にとって、知事となって東国原と呼ばれるようになった東が、いくら立派なことを言おうとも、まともに受け取ることなどできはしない。常に四囲の状況を窺い、どうやったら見栄えのする行動を取れるか、それしか考えていないような男に思えて仕方がない(TV番組で、和田アキ子と共演したりするともうとても見ていられない・・)。
確かに宮崎県知事としてそれなりの働きをしてきたのかもしれない。それはそれで評価すべきことも多々あるだろうが、宮崎県民ではない私がとやかく言うべき問題でもない。しかし、万一彼が国政に進出するとなると話は別だ。好悪の感情は抜きにして、客観的に見れば彼の動向が注目を集めるのは時節柄当然のことかもしれない。だが、もうこれ以上彼の顔を見たくないのが私の正直な気持ちだ。かとうかずこに関する私怨などとうに超越して、東に対する不信感がどうしても拭い去れないのだ。いくら立派な大義名分を持ち出しても、彼が目指すのはただひたすら国政でリーダーシップを執ることであり、宮崎県知事の椅子などステップアップの手段に過ぎなかったのではないか、そんな野心満々な男に私たちの運命を委任する気にはとてもなれない・・。
でも、彼の発言にも一理あることは認めねばならない。思い切って東を自民党総裁に迎えるくらい自民党が変わらなければならない、という彼の主張は正鵠を射たものだ。「自民党をぶっ壊す」とか言って、この国をやりたいように混乱させてしまった元総理とは違う意味で、国政の一翼を担う自民党が今こそ変わらなければこの国の将来は見えてこない。そうした憂国の志からの発言であったとするなら私も同意しないでもないが、その奥底には彼の野望が見え隠れするようで、どうしても素直には受け取れない。
何にしてもTVに出過ぎだよなあ・・。せめて「バラエティー番組にはもう出演しない」、ぐらいの気概をもってくれなきゃ、信じろって言う方が無理だよなあ・・。
私はどこの政党の支持者でもない。だが、少なくとも今の自民党政権では先が見えないと思っている者である。場当たり的な政策を重ね、いったいこの国をどこに導いていこうとしているのか、まったくビジョンの見えてこない政党にこれ以上この国を託すわけにはいかないと憂うる者である(単に憂いているだけど何もしていないけどね・・)。かと言って、民主党をはじめとする野党にも期待をかけてかけているわけでもない。ただ、四面楚歌なこの状況を打破するための小さな風穴くらいにはなるかもしれない、と政権交代にほんのわずかながら期待をかけているだけに、東国原が妙なブームを巻き起こして、選挙民が思考停止の状態になってしまったら、またしばらく停滞が続くだけだ、と暗澹たる気持ちになってしまったのだ・・。
元々私は東が好きじゃない。たけし軍団で馬鹿なことを繰り返していたのは糊口を凌ぐための手段だったから仕方のないことであろうが、私が一番許せないのは、かとうかずこという奥さんがいながら、何度も浮名を流したことであり、最後には愛想を付かされた格好で離婚したことである。私はかとうかずこのファンだった。彼女が東と結婚すると聞いたときは、我が耳を疑ったほどだ。「あんなに人品の卑しい男と・・」などとたけし軍団での粗暴な振る舞いしか知らなかった私は憤った。結婚後もバカな行いを繰り返す東の愚かさを知るたびに、「だからあんな男と結婚しちゃいけないんだ!」と悔しい思いが募ったが、何年も経ってやっと離婚したと知った時には思わず快哉を叫んだ。
そんな私にとって、知事となって東国原と呼ばれるようになった東が、いくら立派なことを言おうとも、まともに受け取ることなどできはしない。常に四囲の状況を窺い、どうやったら見栄えのする行動を取れるか、それしか考えていないような男に思えて仕方がない(TV番組で、和田アキ子と共演したりするともうとても見ていられない・・)。
確かに宮崎県知事としてそれなりの働きをしてきたのかもしれない。それはそれで評価すべきことも多々あるだろうが、宮崎県民ではない私がとやかく言うべき問題でもない。しかし、万一彼が国政に進出するとなると話は別だ。好悪の感情は抜きにして、客観的に見れば彼の動向が注目を集めるのは時節柄当然のことかもしれない。だが、もうこれ以上彼の顔を見たくないのが私の正直な気持ちだ。かとうかずこに関する私怨などとうに超越して、東に対する不信感がどうしても拭い去れないのだ。いくら立派な大義名分を持ち出しても、彼が目指すのはただひたすら国政でリーダーシップを執ることであり、宮崎県知事の椅子などステップアップの手段に過ぎなかったのではないか、そんな野心満々な男に私たちの運命を委任する気にはとてもなれない・・。
でも、彼の発言にも一理あることは認めねばならない。思い切って東を自民党総裁に迎えるくらい自民党が変わらなければならない、という彼の主張は正鵠を射たものだ。「自民党をぶっ壊す」とか言って、この国をやりたいように混乱させてしまった元総理とは違う意味で、国政の一翼を担う自民党が今こそ変わらなければこの国の将来は見えてこない。そうした憂国の志からの発言であったとするなら私も同意しないでもないが、その奥底には彼の野望が見え隠れするようで、どうしても素直には受け取れない。
何にしてもTVに出過ぎだよなあ・・。せめて「バラエティー番組にはもう出演しない」、ぐらいの気概をもってくれなきゃ、信じろって言う方が無理だよなあ・・。
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