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よく見なくっちゃね・・。

 先月お千代保稲荷に参拝した時、「足止めの木」というものを見つけたのを記事にした。その時は恐れ多い気がして写真を撮ることはできなったが、昨日参拝した時にハッと気が付いて写真に収めることができた。

 

 さすがに囲いを開けて足止めの木やそれにかけられた靴の写真を撮ることは憚られた。しかし、この囲いが何なのか気にも留めなかったのは己の観察力不足以外の何物でもない、と反省を新たにして、見なれた境内をいつもより丹念に見てみようと思い立った。


 本殿の裏をぐるりと回ってくると、小さな社がある。ここでもお参りをするのだが、いつだったか賽銭を高く投げ上げ、社の屋根に乗せようとしている参拝客がいて、不思議に思って眺めていたら、「屋根に賽銭が乗っかったらご利益があるそうだよ」と教えてくれた。「ホントかな・・」と半信半疑ながらも、それ以来、この社では賽銭を屋根に向かって高く投げ上げるようになった。が、一度もうまく乗ったことがないので、どんなご利益があるのか分からないままだ・・。
 
 

 本殿横手にある鳥居をくぐって出ようとすると、今までは中がはっきり見えなかった倉庫のような建物の中が、昨日はよく見えた。中に張り子の馬が置いてあるのは前から知っていったが、新しく作り変えたのだろうか、きれいな白馬の姿を拝むことができた。これがどんな神事に使われるのか、まったく知らないが、見ることができてちょっと得した気持ちになった。


 横から出て、正面に回ったところ、参道と本殿を分ける狭い空間に、石燈篭が幾つも並べられているのに気が付いた。これも今まで気が付かなかった・・。いったい私は今まで何を見ていたんだろう。参道に並ぶ商店の品物に気を取られてばかりいたのだろうか。本当に情けない・・。

 だが、昨日は今までを反省して周囲に目を行き届かせるようにしたおかげで、参道でも新しい発見をした。開店したばかりの蕎麦屋。いつも寄る讃岐うどんの店が定休日で開いていなかったため、そこで昼食をとることにした。私が頼んだのは、「ぶっかけそば」。妻は「茶そば」・・。

 

 私のは、蕎麦の上に大根やネギ、かつお、あられ、ノリなどを乗せた上から蕎麦つゆを「ぶっかけ」て食べるものだったが、今まで食べたことのない食感で、なかなか美味しかった。妻の茶そばも風味があって美味しいと言っていた。
 次に行くときは、どちらで昼食にするか、ちょっと迷ってしまいそうだ・・。
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