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カラオケ

 日曜日、陶の灯り道の写真を撮りに家を出たのは夕方6時頃。早足で歩く妻のあとを追っかけて行くうちにあっという間に会場までたどり着いた。
 私は写真を撮るのに一生懸命で、作品をゆっくり鑑賞することはできなかったが、妻は一つずつ丁寧に見て回って、「今年はレベルが高い!!」と何度も呟いていた。
 一通り見終わった先にあった居酒屋に入り込んだのは、7時過ぎくらいか・・。家を出る前からビールを何本か空けていた私はかなりいい気持ちになっていたが、居酒屋の先客がやたら自分の会社の上司の悪口ばかり言うグループで、聞きたくもない話が次から次へと耳に飛び込んでくるので、かなり閉口してしまった。それでも、そんな雑音が次第に気にならなくなったのは、隣の人たちに負けないくらいのスピードで飲み続けたためなのかもしれない。一旦そがれた気勢もいつしか回復してきて、なんだか急にカラオケに行きたくなった。
「カラオケ行こうか?」
「二人で?」
「他に誰もいないだろう?」
「そうだね」
と、話は簡単にまとまったので、居酒屋を出て、タクシーでカラオケ屋に直行した。

 河岸はシダックス。初めて入ったが、なかなかきれいだ。しかし、年末の日曜なのにやたら空いている。すぐに案内された部屋で、「さあ、歌おう!!」

 

 カラオケ屋なんて何年振りだろう・・。ペンタッチ方式で選曲は実にスムーズだ。昔のように曲目の載った分厚い本をめくる必要などない。まさに隔世の感だ・・。
 しかし、そんな感慨も一瞬のこと。妻のSMAPを皮切りに、サザン、竹内まりや、ユーミン、石川さゆり、井上陽水、かぐや姫、杏里、美空ひばり、マッチ・・、次から次へと休むことなく手当り次第に妻と交互に歌いまくった。もう何が何やら訳が分からないほど歌った・・。
 初めは一時間も歌えば十分だと思っていたが、一時間などすぐに過ぎ、延長。次の一時間も十分くらいにしか感じられず、延長・・。
 さらに歌い続けているうちに、声を出す力もだんだん弱くなってきたので、
「あ~~あ、よく歌ったなあ・・」
とやっとマイクを置いた。その時、携帯を見た妻が叫んだ。
「もう12時!!」
「えっ、本当?・・・。もう帰らなくっちゃ・・」

 実に久しぶりの夜遊びだった。高揚冷めやらぬうちに、会計を済ませてタクシーに乗り込んだ。だが、家に着き、二階の自室まで辿りついた瞬間に猛烈な睡魔に襲われ、そのままバタンキュー・・。
 とんでもなく楽しい夜だった。

 そのお陰でブログの記事はいい加減になってしまったが、それよりも何よりもカラオケでアン・ルイスのすごさを再確認できたのはよかった。「ウーマン」「六本木心中」を妻が歌ったので、私は「美人薄命」を歌った。だが、あまりに久しぶりだったため、うまく歌えなかったのは至極残念だった。そこで、次回までには必ず歌えるようにしようと思い、YouTube で探してきた。




 いい歌だ・・。
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