毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
「ヤマト」
やっと「ヤマト」を見てきた。
「どうせ文句しか言わないから一緒に見に行きたくない」
と盛んに牽制した妻を振り切って見た「ヤマト」は思いの外面白かった。それは私がアニメの「宇宙船鑑ヤマト」をまったく知らなかったせいなのかもしれない。高2の塾生で母親と「ヤマト」を見に行った生徒に感想を訊いたところ、かなり面白かったそうだが、アニメの「ヤマト」が好きだった母親は不満そうだったと言っていた。アニメに対する思い入れが深い人ほど、がっかり感が強いのかもしれないが、「宇宙戦艦ヤマト」については「イスカンダル」という単語くらいしか知らず、しかもそれが何を意味するのかにもまったく興味を持っていなかった私では、かえって何の先入観も持たずに映画のみに集中できたのがよかったように思う。
で、今更ながらストーリーの復習をしてみる。
「西暦2199年、突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、人類はその存亡の危機に瀕していた。人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。ある日、地球へカプセルか落下してきた。それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば、放射能浄化装置があるという。人類最後の希望を乗せて、最後の宇宙戦艦「ヤマト」がイスカンダル目指して旅立つ。しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた」
こんな内容の一かけらも知らずにどうして映画を見る気になったんだ、と問われれば、木村拓哉がどんな古代進を演じるのかに興味があったから、と答えよう。木村の演技は「武士の一分」で一皮むけたと思っていたが、その後散見したドラマでは相も変らぬ「キムタク」調で、がっかりすることが多かった。それでもこの「ヤマト」ならひょっとしたら期待できるかな、という予感がした。映画の公開前に今や定例となった宣伝のためのTVジャックにはかなり辟易したが、それでも見ようという気持ちは衰えなかった、不思議だ・・。
結果としては私の予感は正しかった。最初はいつもの木村かな、と失望しかかけたが、物語りが進むにつれて顔つきが「ヤマト」の艦長(代理)らしくなっていき、 最後の壮絶なシーンでは思わず手を握り締めてしまうほどの迫力ある演技で、私を魅了した。
「木村さん、本当にカッコよかった・・」と涙ぐんでいた妻のスマヲタ度を割り引いても、多くの紅涙を絞ったことは確かだろう・・。
森雪役の黒木メイサは何となくロボット的な表情を持った女優だと思っていたが、それがこの映画では生かされていたように思う。木村とのラブストーリーは賛否の分かれるところかもしれないが、ただ木村とのキスシーンに関して、「いつもの木村さんらしくないキスの仕方」だという妻の評価が何を意味するのかが今もってよく分からない・・。
私は山努といういう役者が「必殺仕置人」の頃から好きだが、この映画での艦長役も素敵だった。
「目で演技ができる役者だなあ・・」と改めて彼のすごさも実感できたし、それだけでもこの映画を見た甲斐があった・・。
他にも、ギバちゃん、緒方直人、西田敏行など芸達者な人たちが脇を固めていたのも、この映画を締まった作品に仕上げた要因だと思う。池内博之の怪演も光っていた・・。
銀河系から遠く何万光年も離れた星へ行ったにしては時間の経過があまりに早すぎるような気がしたとか、「ヤマト」素人の私でさえも、突っ込み所はいくらでもあるように思えるが、2時間超の映画であることを斟酌すれば、なかなかの出来栄えだったと思う。
「どうせ文句しか言わないから一緒に見に行きたくない」
と盛んに牽制した妻を振り切って見た「ヤマト」は思いの外面白かった。それは私がアニメの「宇宙船鑑ヤマト」をまったく知らなかったせいなのかもしれない。高2の塾生で母親と「ヤマト」を見に行った生徒に感想を訊いたところ、かなり面白かったそうだが、アニメの「ヤマト」が好きだった母親は不満そうだったと言っていた。アニメに対する思い入れが深い人ほど、がっかり感が強いのかもしれないが、「宇宙戦艦ヤマト」については「イスカンダル」という単語くらいしか知らず、しかもそれが何を意味するのかにもまったく興味を持っていなかった私では、かえって何の先入観も持たずに映画のみに集中できたのがよかったように思う。
で、今更ながらストーリーの復習をしてみる。
「西暦2199年、突如侵攻してきた謎の敵・ガミラスによって、人類はその存亡の危機に瀕していた。人類の大半は死滅し、生き残ったものも地下生活を送っていた。ある日、地球へカプセルか落下してきた。それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば、放射能浄化装置があるという。人類最後の希望を乗せて、最後の宇宙戦艦「ヤマト」がイスカンダル目指して旅立つ。しかし、行く手にはガミラスの艦隊が待ち構えていた」
こんな内容の一かけらも知らずにどうして映画を見る気になったんだ、と問われれば、木村拓哉がどんな古代進を演じるのかに興味があったから、と答えよう。木村の演技は「武士の一分」で一皮むけたと思っていたが、その後散見したドラマでは相も変らぬ「キムタク」調で、がっかりすることが多かった。それでもこの「ヤマト」ならひょっとしたら期待できるかな、という予感がした。映画の公開前に今や定例となった宣伝のためのTVジャックにはかなり辟易したが、それでも見ようという気持ちは衰えなかった、不思議だ・・。
結果としては私の予感は正しかった。最初はいつもの木村かな、と失望しかかけたが、物語りが進むにつれて顔つきが「ヤマト」の艦長(代理)らしくなっていき、 最後の壮絶なシーンでは思わず手を握り締めてしまうほどの迫力ある演技で、私を魅了した。
「木村さん、本当にカッコよかった・・」と涙ぐんでいた妻のスマヲタ度を割り引いても、多くの紅涙を絞ったことは確かだろう・・。
森雪役の黒木メイサは何となくロボット的な表情を持った女優だと思っていたが、それがこの映画では生かされていたように思う。木村とのラブストーリーは賛否の分かれるところかもしれないが、ただ木村とのキスシーンに関して、「いつもの木村さんらしくないキスの仕方」だという妻の評価が何を意味するのかが今もってよく分からない・・。
私は山努といういう役者が「必殺仕置人」の頃から好きだが、この映画での艦長役も素敵だった。
「目で演技ができる役者だなあ・・」と改めて彼のすごさも実感できたし、それだけでもこの映画を見た甲斐があった・・。
他にも、ギバちゃん、緒方直人、西田敏行など芸達者な人たちが脇を固めていたのも、この映画を締まった作品に仕上げた要因だと思う。池内博之の怪演も光っていた・・。
銀河系から遠く何万光年も離れた星へ行ったにしては時間の経過があまりに早すぎるような気がしたとか、「ヤマト」素人の私でさえも、突っ込み所はいくらでもあるように思えるが、2時間超の映画であることを斟酌すれば、なかなかの出来栄えだったと思う。
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