たまにはpractical

　先週初め、伯母から「エアコンを買い換えたいから、電器店に連れて行ってくれないか」と頼まれた。そこで、いつもお世話になっている電器店に連れて行ったのだが、話はとんとん拍子に進み、今週の火曜につけ替えてくれる段取りとなった。しかし、今までついていたエアコンを取り外すのに１万円もかかるという。「じゃあ、オレが外してあげるよ」と、去年塾のエアコン２台を取り外した経験から、安請け合いをしてしまった。電器店の人もそのあたりの事情を理解してくれて、「ケガのないようにして下さい」と言ってくれたそうだ・・。
　で、日曜日、夕食を食べ終わった後、エアコンを外すため、伯母の家に出向いた。
　結局は、ガスの抜き方が問題なだけで、取り外し自体は難しいものではない。本当はいい加減なことをやっちゃうといけないんだろうけど、まあ、そこは素人の無謀さってことで大目に見てもらわねば・・。
　「やっぱりこれくらいの事で１万円を払うのは勿体ないよ」
と言いたくなるような簡単さで、室内の送風機は簡単に取り外せた。


　室外機だって、重いだけでどうってことはない。後は機器の処分法をどうするかだけだが、運良く伯母の家の近くに、廃棄物処理を仕事にしている人がいて、そこへ持ち込んだら嬉しそうな顔をして引き取ってくれた。


　「言ってくれたら、外しに行きましたよ」
などと言うのも、配線に使われている銅が高く売れるからだそう・・。他にもリサイクルできる部品が色々とあるのかもしれない。
　「ありがとう。何にしても無事に外せてよかった」
その伯母の言葉がすなわち私の思い。まったくpracticalではない私でも、たまには役立つことがあるのだから面白い。かと言って、この記事を読んだ方が、エアコンの無料取り外しを私に申し込んでこられると困るのだが・・・。