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ペンキ塗り立て

 塾舎の屋根を塗り替えた。



 築30年近く経つ建物だから、屋根のカラーベストにもかなり錆が来ている様子なのは、私でも分かっていた。でも、緊急を要するとも思っていなかったので、そのままにしておいたのだが、この前の日曜日、父が何度かペンキの塗り替えを頼んだことのある塗装業者がやって来て、塾舎の屋根を塗り替えさせてくれと言ってきた。こういう場合は、老いてもやはり父と話した方が相手も合点がいくようで、何やら話し込んでいたと思ったら、「お父さんがOKしてくれました」と業者が言ってきたので、「えっ??」と父に事情をたずねたら、「雨漏りがしたら遅いからなあ・・」と短く答えた。「じゃあ、お金は出してくれるの?」と肝心なことを訊ねたら、「おう」と元気よく請け負ってくれた。「へえ~~え、それは嬉しいなあ。ありがとう」
 たまには父に甘えるのもいいか、と言い訳じみたことを思いながらも、僥倖にありついたようで、嬉しかった・・。

 日曜日は、錆を落とした後、下塗りをして終了。
 月曜はあいにくの雨で、作業は中止。
 晴れた火曜は一気に塗りおえて、2時頃に完成。仕事が早い!!。

「一番良いペンキで塗りましたから錆止めになって、雨漏りも防げますよ」
と、仕事を終えた業者は自慢げに話してくれたが、飛び込みで仕事をもらってくる営業担当の人だけに、弁舌がなめらかだ。「本当かなあ・・」とちょっと疑いたくもなるが、仕上がった屋根を見ると陽を浴びてピカピカ光っているから、信じても良さそうだった。

 良かった、良かった!!
 

 
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