毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
WBCの決勝・・
昨日は、朝の9時からWBCの決勝が行われることを知っていた私は、TVを点けた。日本は負けてしまったが、ドミニカとプエルトリコというMLBに素晴らしい選手を送り出している2カ国の戦いであるからできる限り見たい、と思ったのだ。TBSかな、TV朝日かな、とチャンネルを合わせてみたが、どちらもやっていない。おかしいなあ・・、と思いながら、ひょっとしたらNHK・BSかな、と思って、またチャンネルを合わせてみたが、ここもやっていなかった。んんん・・・、どういうこと?あれだけWBC、WBCと騒いでいたTV局だから、ライブ放送しないはずはない。事実、日本が負けた後も、準決勝のもう一試合、ドミニカvsオランダは放送していたから、決勝を外すはずがない!と思い直して番組表を見たところ、地デジ、BSともに実況しているTV局はなかった。ホンマかいな??
なんだか狐につままれたような気がしたが、放送していないものは仕方がない。諦めて、喫茶店に妻と出かけた。
妻にそのあたりを話してみたところ、「日本が負けたから、放送中止になったんじゃない??」とイヤなことを言う。確かに日本が決勝に進んでいれば、実況が無いはずがないから、今放送していない理由として考えられるのは、妻の言うことぐらいしかない。でも、それじゃあ、いくらなんでも節操がないだろう、と思いながら、スマホでネットを検索してみた。すると・・。
『テレビ朝日は18日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝の放送時間を変更することを決めた。当初は20日午前8時55分から生放送する予定だったが、準決勝で日本がプエルトリコに敗れてしまったことを受け、プエルトリコと、ドミニカ共和国とオランダの勝者が対戦する決勝は、20日深夜0時30分から録画で放送することになった。これに伴い、20日午前は「モーニングバード!」(午前8時55分)や「若大将ゆうゆう散歩」などレギュラー番組を通常通り放送する。同局はこの日「日本代表の健闘をたたえたいです」とコメントした』
えっ?日本が負けてすぐに決めたの?日本が出ないWBC決勝なんて、生中継する価値がないってこと?視聴率はとれないかもしれないけど、楽しみに待っていた人は少なからずいるはずだ。野球の世界一を決める大事な試合を日本が出ないってことだけで、生中継をやめてしまうなんて、余りに短慮すぎる。まったくTV朝日って局はどういうTV局なんだろう、呆れてしまうし腹が立つ。
そんな日本の事情なんてまったく関係なく、試合は始まり、結局ドミニカがプエルトリコを3-0で破って、世界一に輝いた。順当な優勝だと思うが、優勝が決まった瞬間の映像を見つけたので、それを貼って、TV朝日の愚挙を記憶にとどめておこうと思う。
深夜に放送したって誰も見ないだろう!!
なんだか狐につままれたような気がしたが、放送していないものは仕方がない。諦めて、喫茶店に妻と出かけた。
妻にそのあたりを話してみたところ、「日本が負けたから、放送中止になったんじゃない??」とイヤなことを言う。確かに日本が決勝に進んでいれば、実況が無いはずがないから、今放送していない理由として考えられるのは、妻の言うことぐらいしかない。でも、それじゃあ、いくらなんでも節操がないだろう、と思いながら、スマホでネットを検索してみた。すると・・。
『テレビ朝日は18日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝の放送時間を変更することを決めた。当初は20日午前8時55分から生放送する予定だったが、準決勝で日本がプエルトリコに敗れてしまったことを受け、プエルトリコと、ドミニカ共和国とオランダの勝者が対戦する決勝は、20日深夜0時30分から録画で放送することになった。これに伴い、20日午前は「モーニングバード!」(午前8時55分)や「若大将ゆうゆう散歩」などレギュラー番組を通常通り放送する。同局はこの日「日本代表の健闘をたたえたいです」とコメントした』
えっ?日本が負けてすぐに決めたの?日本が出ないWBC決勝なんて、生中継する価値がないってこと?視聴率はとれないかもしれないけど、楽しみに待っていた人は少なからずいるはずだ。野球の世界一を決める大事な試合を日本が出ないってことだけで、生中継をやめてしまうなんて、余りに短慮すぎる。まったくTV朝日って局はどういうTV局なんだろう、呆れてしまうし腹が立つ。
そんな日本の事情なんてまったく関係なく、試合は始まり、結局ドミニカがプエルトリコを3-0で破って、世界一に輝いた。順当な優勝だと思うが、優勝が決まった瞬間の映像を見つけたので、それを貼って、TV朝日の愚挙を記憶にとどめておこうと思う。
深夜に放送したって誰も見ないだろう!!
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ペンキ塗り立て
塾舎の屋根を塗り替えた。


築30年近く経つ建物だから、屋根のカラーベストにもかなり錆が来ている様子なのは、私でも分かっていた。でも、緊急を要するとも思っていなかったので、そのままにしておいたのだが、この前の日曜日、父が何度かペンキの塗り替えを頼んだことのある塗装業者がやって来て、塾舎の屋根を塗り替えさせてくれと言ってきた。こういう場合は、老いてもやはり父と話した方が相手も合点がいくようで、何やら話し込んでいたと思ったら、「お父さんがOKしてくれました」と業者が言ってきたので、「えっ??」と父に事情をたずねたら、「雨漏りがしたら遅いからなあ・・」と短く答えた。「じゃあ、お金は出してくれるの?」と肝心なことを訊ねたら、「おう」と元気よく請け負ってくれた。「へえ~~え、それは嬉しいなあ。ありがとう」
たまには父に甘えるのもいいか、と言い訳じみたことを思いながらも、僥倖にありついたようで、嬉しかった・・。
日曜日は、錆を落とした後、下塗りをして終了。
月曜はあいにくの雨で、作業は中止。
晴れた火曜は一気に塗りおえて、2時頃に完成。仕事が早い!!。
「一番良いペンキで塗りましたから錆止めになって、雨漏りも防げますよ」
と、仕事を終えた業者は自慢げに話してくれたが、飛び込みで仕事をもらってくる営業担当の人だけに、弁舌がなめらかだ。「本当かなあ・・」とちょっと疑いたくもなるが、仕上がった屋根を見ると陽を浴びてピカピカ光っているから、信じても良さそうだった。
良かった、良かった!!


築30年近く経つ建物だから、屋根のカラーベストにもかなり錆が来ている様子なのは、私でも分かっていた。でも、緊急を要するとも思っていなかったので、そのままにしておいたのだが、この前の日曜日、父が何度かペンキの塗り替えを頼んだことのある塗装業者がやって来て、塾舎の屋根を塗り替えさせてくれと言ってきた。こういう場合は、老いてもやはり父と話した方が相手も合点がいくようで、何やら話し込んでいたと思ったら、「お父さんがOKしてくれました」と業者が言ってきたので、「えっ??」と父に事情をたずねたら、「雨漏りがしたら遅いからなあ・・」と短く答えた。「じゃあ、お金は出してくれるの?」と肝心なことを訊ねたら、「おう」と元気よく請け負ってくれた。「へえ~~え、それは嬉しいなあ。ありがとう」
たまには父に甘えるのもいいか、と言い訳じみたことを思いながらも、僥倖にありついたようで、嬉しかった・・。
日曜日は、錆を落とした後、下塗りをして終了。
月曜はあいにくの雨で、作業は中止。
晴れた火曜は一気に塗りおえて、2時頃に完成。仕事が早い!!。
「一番良いペンキで塗りましたから錆止めになって、雨漏りも防げますよ」
と、仕事を終えた業者は自慢げに話してくれたが、飛び込みで仕事をもらってくる営業担当の人だけに、弁舌がなめらかだ。「本当かなあ・・」とちょっと疑いたくもなるが、仕上がった屋根を見ると陽を浴びてピカピカ光っているから、信じても良さそうだった。
良かった、良かった!!
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重盗??
プエルトリコなんて、大したピッチャーがいないだろう。打者はベルトランにモリーナ、それとリオスは名だたるバッターだが、中軸をかわしていけば十分抑えられる。楽勝だ!
そんな思いで見始めたWBC準決勝、初回に1点を取られはしたが、前田の調子はよさそうだし、じっくり攻めていけばすぐに逆転できる、とまだまだ楽観していた。ところが、打てない。外角に逃げていくスライダーを見極められず、空振りばかり・・、何だか重苦しい雰囲気になってきた。
このまま見ていても埒があきそうもないから、気分転換に喫茶店に出掛けた。音声を消したワンセグでチラチラ見ていたら、中盤チャンスは作るものの、後一本が出ず、0-1のまま試合が進んでいく。
「このまま0-1で負けるんじゃないの?」
妻が不吉なことを言うから、
「いや、打てる。こんなピッチャー打てないはずがない」
と語気を強めたが、内心は、典型的な負けパターンだな・・、と思い始めていた。
まあ、それでも何とかしてくれるだろうと、期待を込めて応援していたが、前田を引き継いだ能見がリオスに2ランを打たれてしまった・・。うううううぅぅぅ・・・。
「ダメじゃん」
「まあね・・。ヤバイよなあ、ほんと」
それでも、8回に絶好のチャンスが訪れた。この辺りは家に帰ってソファーに座りながらTVを見ていたから、よく覚えている。
9番松田は凡退したが、1番鳥谷が3ベースヒット!!ここで頼れる男、井端が期待に応えてセンター前ヒット!!1点返して1-3。続く内川も続いてライト前ヒット、これで1アウト1・2塁。もう逆転間違いなし!!と4番阿部の打席をワクワクしながら見ていたら、え???どういうこと??一塁走者・内川が2塁ベース辺りまで走って行くものの、2塁走者・井端は2塁ベースに帰塁したため、2塁ベース手前で急停止した内川は、追ってきたキャッチャー・モリーナにタッチされてしまった・・。なんで?どうして??TVのアナウンサーも解説者もどういうことなのか,まったく分からず、しどろもどろの実況になってしまった。そんな雰囲気の中、阿部は凡退・・。結局、1点止まり・・、もうダメだ・・。
9回の攻撃は、坂本が初球凡退。もっと粘れよ、バカ!!糸井はフルカウントから四球!これからだ!!しかし、一発を期待した中田はあえなく三振・・。もう後がない。最後は代打松井稼が初球を打ち上げ、ゲームセット・・。返す返すも、8回の逸機が残念だった・・。
試合終了後、泣いている内川が映ったが、実はあの場面はダブルスティールのサインだったのだそうだ。しかも、『いけたら、いけ・・』という中途半端なものだったため、タイミングが遅れたと判断した井端は三盗を自重し、それに気づくのが遅れた内川が挟まれた・・、ということらしい。なんだ、ベンチが悪いんじゃないか!!いくらなんでも、あの場面で重盗はないだろうと、私は思うのだが・・。決まれば確かに奇襲攻撃で相手の動揺を誘ったかもしれないが、余りにギャンブル過ぎるし、4番・5番に任せるべきだったと思うのだが・・。
まあ、今更そんなことを言ってもどうしようもない。今はもう、選手諸君に、「お疲れ様」と声を掛けるだけだ。WBC3連覇は逃しはしたが、日本の野球のレベルの高さは十分見せられたと思う。少しゆっくりして、レギュラーシーズン、頑張って!!
そんな思いで見始めたWBC準決勝、初回に1点を取られはしたが、前田の調子はよさそうだし、じっくり攻めていけばすぐに逆転できる、とまだまだ楽観していた。ところが、打てない。外角に逃げていくスライダーを見極められず、空振りばかり・・、何だか重苦しい雰囲気になってきた。
このまま見ていても埒があきそうもないから、気分転換に喫茶店に出掛けた。音声を消したワンセグでチラチラ見ていたら、中盤チャンスは作るものの、後一本が出ず、0-1のまま試合が進んでいく。
「このまま0-1で負けるんじゃないの?」
妻が不吉なことを言うから、
「いや、打てる。こんなピッチャー打てないはずがない」
と語気を強めたが、内心は、典型的な負けパターンだな・・、と思い始めていた。
まあ、それでも何とかしてくれるだろうと、期待を込めて応援していたが、前田を引き継いだ能見がリオスに2ランを打たれてしまった・・。うううううぅぅぅ・・・。
「ダメじゃん」
「まあね・・。ヤバイよなあ、ほんと」
それでも、8回に絶好のチャンスが訪れた。この辺りは家に帰ってソファーに座りながらTVを見ていたから、よく覚えている。
9番松田は凡退したが、1番鳥谷が3ベースヒット!!ここで頼れる男、井端が期待に応えてセンター前ヒット!!1点返して1-3。続く内川も続いてライト前ヒット、これで1アウト1・2塁。もう逆転間違いなし!!と4番阿部の打席をワクワクしながら見ていたら、え???どういうこと??一塁走者・内川が2塁ベース辺りまで走って行くものの、2塁走者・井端は2塁ベースに帰塁したため、2塁ベース手前で急停止した内川は、追ってきたキャッチャー・モリーナにタッチされてしまった・・。なんで?どうして??TVのアナウンサーも解説者もどういうことなのか,まったく分からず、しどろもどろの実況になってしまった。そんな雰囲気の中、阿部は凡退・・。結局、1点止まり・・、もうダメだ・・。
9回の攻撃は、坂本が初球凡退。もっと粘れよ、バカ!!糸井はフルカウントから四球!これからだ!!しかし、一発を期待した中田はあえなく三振・・。もう後がない。最後は代打松井稼が初球を打ち上げ、ゲームセット・・。返す返すも、8回の逸機が残念だった・・。
試合終了後、泣いている内川が映ったが、実はあの場面はダブルスティールのサインだったのだそうだ。しかも、『いけたら、いけ・・』という中途半端なものだったため、タイミングが遅れたと判断した井端は三盗を自重し、それに気づくのが遅れた内川が挟まれた・・、ということらしい。なんだ、ベンチが悪いんじゃないか!!いくらなんでも、あの場面で重盗はないだろうと、私は思うのだが・・。決まれば確かに奇襲攻撃で相手の動揺を誘ったかもしれないが、余りにギャンブル過ぎるし、4番・5番に任せるべきだったと思うのだが・・。
まあ、今更そんなことを言ってもどうしようもない。今はもう、選手諸君に、「お疲れ様」と声を掛けるだけだ。WBC3連覇は逃しはしたが、日本の野球のレベルの高さは十分見せられたと思う。少しゆっくりして、レギュラーシーズン、頑張って!!
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久しぶりの散歩
木曜日に公立高校の入試が終わって、長い長い受験期間がやっと終了した。センター試験から始まっておよそ2ヶ月間、気の休まるときがなかった。心身共に疲れ切った感覚は、年を経る度にまさってきて、もうこんなに辛いことはやめにしたいな、と思う気持ちもあるが、合格した生徒の喜ぶ顔を見ると、そんな思いも吹っ飛んでしまうから、また来年も同じ苦労を重ねるんだろうな、と自分のことながら呆れてしまう。まったく因果な性分だ・・。
で、昨日の日曜日、元日以来の休みとなるわけだから、どうやって過ごそうかと考えてみたが、何も特別なことが思いつかず、だらだら過ごすのが一番だろうという結論になった。午前中はあっという間に過ぎ、午後からは少し買い物に出掛けたら、早くも三時過ぎ、何かしたというアリバイくらいは残したいからと思って、久しぶりに太郎と散歩に行こうと、妻を誘って出掛けた。
私にとっては、しばらくぶりの太郎との散歩、公園まで歩いて行くだけでも、息が切れてしまった。
「病院で健康診断受けたら?」
妻の言葉に、
「そんなの受けて何か病気が見つかったら面倒だ」
「偉そうなこと言っても、痛いとか、しんどいとか、うるさいのはあなただよ」
「じゃあ、もう言わないようにする」
「無理、無理」
私自身より、私のことが分かっているつもりの妻だけに、きっと言うとおりなんだろう・・。でも、そうなったらそうなったで、また考えればいいさ。
などと年相応の会話をしながら公園に辿り着いたが、さすがに早春の夕暮れ、誰一人いなかった。

閑散とした公園でも、妻と二人ベンチに座って缶ビールを飲んでいれば、それなりに楽しい。時々、持ってきた餌を太郎にやったりしながら、たわいもないおしゃべりをするだけなのに、こんなちっぽけなことに喜びを見いだせるのが、一番の幸せなのかもしれない・・。

公園からの帰り道、毎年花見をする桜の様子を見に行った。芽は大分膨らんでいたが、来週の日曜では、まだ早すぎるようだ。かと言って、2週間後の日曜では遅いような気もする。微妙なところで、悩ましい・・。
で、昨日の日曜日、元日以来の休みとなるわけだから、どうやって過ごそうかと考えてみたが、何も特別なことが思いつかず、だらだら過ごすのが一番だろうという結論になった。午前中はあっという間に過ぎ、午後からは少し買い物に出掛けたら、早くも三時過ぎ、何かしたというアリバイくらいは残したいからと思って、久しぶりに太郎と散歩に行こうと、妻を誘って出掛けた。
私にとっては、しばらくぶりの太郎との散歩、公園まで歩いて行くだけでも、息が切れてしまった。
「病院で健康診断受けたら?」
妻の言葉に、
「そんなの受けて何か病気が見つかったら面倒だ」
「偉そうなこと言っても、痛いとか、しんどいとか、うるさいのはあなただよ」
「じゃあ、もう言わないようにする」
「無理、無理」
私自身より、私のことが分かっているつもりの妻だけに、きっと言うとおりなんだろう・・。でも、そうなったらそうなったで、また考えればいいさ。
などと年相応の会話をしながら公園に辿り着いたが、さすがに早春の夕暮れ、誰一人いなかった。


閑散とした公園でも、妻と二人ベンチに座って缶ビールを飲んでいれば、それなりに楽しい。時々、持ってきた餌を太郎にやったりしながら、たわいもないおしゃべりをするだけなのに、こんなちっぽけなことに喜びを見いだせるのが、一番の幸せなのかもしれない・・。

公園からの帰り道、毎年花見をする桜の様子を見に行った。芽は大分膨らんでいたが、来週の日曜では、まだ早すぎるようだ。かと言って、2週間後の日曜では遅いような気もする。微妙なところで、悩ましい・・。
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レゴ #10232
とうとう、と言うか、やっと、と言うべきか、とにかく、LEGO #10232 PALACE CINEMA がアメリカから届いた・・。

「アメリカから」というのは、少々大袈裟な感じだが、アメリカのオークション、eBayで出品されていたものを、sekaimonを通じて落札したのだから、まさしく「アメリカから直輸入」と言えるだろう。これでsekaimonの利用は4度目になるが、落札から手元に届くまで平均2週間ちょっとかかるようだ。事実、この#10232を落札したのは2月27日で、家に届いたのが昨日3月16日だから、17日もかかったことになる。落札した時点では、ヤフオクにも出品されておらず、上手くいけば「日本で一番早く10232を組み立てた男」となるやも知れぬ、とばかりに即決のものを落札したのだった・・。
ところが、思いの外届くまでに時間がかかってしまい、いつの間にかヤフオクではどんどん出品されるようになった。しかも安値で・・。
「焦らなきゃよかったな・・」
と、いつも通りに後悔しまくりだったが、逆に言えば、「どうしてこんなに早くヤフオクに出品できるのだろう?」と不思議でもあった。何か特別なルートを持っている人じゃなきゃ、こんなにも早くヤフオクに出品できるはずがない。世の中には色々なつながりを持った人がいるから、こういうことも可能なんだろうが、それにしても不思議だ・・。
2週間も過ぎ、
「もういい加減に着けよ」
と思い始めた私の苛立ちを察したのかどうか、昨日の朝一番に宅急便のおじさんが運んできてくれた。すぐに箱を開けてみた。

パーツ総数 2194だそうだが、開けてびっくりしたのは、真っ赤な32×32のベースプレートが入っていたことだった。赤のベースプレートなんて、今まで一度も見たことがない。これだけでも、胸が高鳴ってくる。
「さあ、作ろうか」とも思ったが、今、部屋の中が足の踏み場もないほどグチャグチャになってしまっているから、これを整理してからじゃなければ落ち着いて組み立てられそうもない・・・。先ずは掃除から!!
でも、早く組み立てたいなあ・・。

「アメリカから」というのは、少々大袈裟な感じだが、アメリカのオークション、eBayで出品されていたものを、sekaimonを通じて落札したのだから、まさしく「アメリカから直輸入」と言えるだろう。これでsekaimonの利用は4度目になるが、落札から手元に届くまで平均2週間ちょっとかかるようだ。事実、この#10232を落札したのは2月27日で、家に届いたのが昨日3月16日だから、17日もかかったことになる。落札した時点では、ヤフオクにも出品されておらず、上手くいけば「日本で一番早く10232を組み立てた男」となるやも知れぬ、とばかりに即決のものを落札したのだった・・。
ところが、思いの外届くまでに時間がかかってしまい、いつの間にかヤフオクではどんどん出品されるようになった。しかも安値で・・。
「焦らなきゃよかったな・・」
と、いつも通りに後悔しまくりだったが、逆に言えば、「どうしてこんなに早くヤフオクに出品できるのだろう?」と不思議でもあった。何か特別なルートを持っている人じゃなきゃ、こんなにも早くヤフオクに出品できるはずがない。世の中には色々なつながりを持った人がいるから、こういうことも可能なんだろうが、それにしても不思議だ・・。
2週間も過ぎ、
「もういい加減に着けよ」
と思い始めた私の苛立ちを察したのかどうか、昨日の朝一番に宅急便のおじさんが運んできてくれた。すぐに箱を開けてみた。

パーツ総数 2194だそうだが、開けてびっくりしたのは、真っ赤な32×32のベースプレートが入っていたことだった。赤のベースプレートなんて、今まで一度も見たことがない。これだけでも、胸が高鳴ってくる。
「さあ、作ろうか」とも思ったが、今、部屋の中が足の踏み場もないほどグチャグチャになってしまっているから、これを整理してからじゃなければ落ち着いて組み立てられそうもない・・・。先ずは掃除から!!
でも、早く組み立てたいなあ・・。
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剪定(2)
塾舎の葉っぱたちの整理をした。

緑の葉をつけたまま冬を越せたのは、フォックステールヤシ、ケンチャヤシ、ビロウヤシ、テディペアパーム、それとゴムの木・・・。あとは葉が枯れ落ちてしまった。あまりに惨めだったので、葉は全部取ってしまった。

ソング・オブ・インディオ、ソング・オブ・ジャマイカ、モンステラ、フィカスアルテシーマ、アフリカンプリンス、パキラ、トックリヤシ・・・。みんなみんな寒さに耐えられなかったようだ・・。もう少し暖かい所に置いておけばよかったのかもしれないが、どこに置いても寒い所だらけだったので、結果としては大差なかったことだろう・・。
しかし、この観葉植物の残骸が、全て枯れ果てたと思うのは早計だろう。昨年も、もうダメだと思っていたアルテシーマから新しい芽が出てきて、大きな葉っぱを何枚もつけた例があるから、決して諦めてはならない。それなら、去年と同じように枝を短く切った方が、復活する割合が高まるのではないだろうか、とちょっとした経験則から思いついた。

植木鋏がものすごく切れ味がよく、少しくらい太い枝でもスパスパ伐っていけた。余りに気持ちがよかったので、少し伐りすぎてしまったかもしれない。伐っていく途中で、結構瑞々しい枝が多いのに気づいた。
「これなら何本かは復活するかも・・」
と思わず期待を寄せたくなったが、果たしてそう簡単にいくだろうか・・。

緑の葉をつけたまま冬を越せたのは、フォックステールヤシ、ケンチャヤシ、ビロウヤシ、テディペアパーム、それとゴムの木・・・。あとは葉が枯れ落ちてしまった。あまりに惨めだったので、葉は全部取ってしまった。

ソング・オブ・インディオ、ソング・オブ・ジャマイカ、モンステラ、フィカスアルテシーマ、アフリカンプリンス、パキラ、トックリヤシ・・・。みんなみんな寒さに耐えられなかったようだ・・。もう少し暖かい所に置いておけばよかったのかもしれないが、どこに置いても寒い所だらけだったので、結果としては大差なかったことだろう・・。
しかし、この観葉植物の残骸が、全て枯れ果てたと思うのは早計だろう。昨年も、もうダメだと思っていたアルテシーマから新しい芽が出てきて、大きな葉っぱを何枚もつけた例があるから、決して諦めてはならない。それなら、去年と同じように枝を短く切った方が、復活する割合が高まるのではないだろうか、とちょっとした経験則から思いついた。


植木鋏がものすごく切れ味がよく、少しくらい太い枝でもスパスパ伐っていけた。余りに気持ちがよかったので、少し伐りすぎてしまったかもしれない。伐っていく途中で、結構瑞々しい枝が多いのに気づいた。
「これなら何本かは復活するかも・・」
と思わず期待を寄せたくなったが、果たしてそう簡単にいくだろうか・・。
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ホワイトデーのお返し
今年は、バレンタインデーにチョコを生徒たちから一個ももらわなかったから、ホワイトデーでお返しをする必要がなかった。今までなら、ロールケーキを一本ずつお返しするのが通例になっていたのだが、今年はその心配もする必要もなく、安気なものだった。
と、昨日の朝までは思っていたのだが、妻のお供でスーパーの中をふらついていた時、大事なことを思い出した。
「そう言えば、妻からRoyceのマカロンをもらっていた!!」
これはヤバイ、お返ししておかなくちゃ、後で何を言われるか分からない。しかもずっと・・。ぎりぎりのところで気がついて本当に良かった・・。
「おい、バラの花でいいか?」
とスーパーの中の花屋でちょっとした花束でも作ってもらおうかと思った。
「何?」
「チョコのお返し」
「へ~~え、覚えてたの?」
「当たり前だろ。で、バラでいいの?」
「何でもいいけど・・」
「じゃあ、あそこで買ってくる」
と言って、花屋まで行ったのだが、生憎きれいなバラがなかった。
「仕方ない。別の花屋へ行くか」
とスーパーを出て、よく行く花屋さんに向かった。
「じゃあ、これがいいじゃないですか?シンビジュウムですけど・・」
事情を話した妻に、花屋の大将が選んでくれたのは、この花。

純白ではなく、淡いクリーム色がかった白・・。なかなかいい感じ。
「へえ、シンビジュウムって薫るんだね」
「そうだよ、淡い薫りだけどね。毎年花が咲くとかすかに感じる」
「結構いいにおいだね」
締め切った車の中だったから、微香を感知することができたのだろう。そのお陰で、今年のホワイトデーには私からシンビジュウムをお返しにもらったことが、妻の記憶に刻み込まれたことだろう。よかった・・。
と、昨日の朝までは思っていたのだが、妻のお供でスーパーの中をふらついていた時、大事なことを思い出した。
「そう言えば、妻からRoyceのマカロンをもらっていた!!」
これはヤバイ、お返ししておかなくちゃ、後で何を言われるか分からない。しかもずっと・・。ぎりぎりのところで気がついて本当に良かった・・。
「おい、バラの花でいいか?」
とスーパーの中の花屋でちょっとした花束でも作ってもらおうかと思った。
「何?」
「チョコのお返し」
「へ~~え、覚えてたの?」
「当たり前だろ。で、バラでいいの?」
「何でもいいけど・・」
「じゃあ、あそこで買ってくる」
と言って、花屋まで行ったのだが、生憎きれいなバラがなかった。
「仕方ない。別の花屋へ行くか」
とスーパーを出て、よく行く花屋さんに向かった。
「じゃあ、これがいいじゃないですか?シンビジュウムですけど・・」
事情を話した妻に、花屋の大将が選んでくれたのは、この花。

純白ではなく、淡いクリーム色がかった白・・。なかなかいい感じ。
「へえ、シンビジュウムって薫るんだね」
「そうだよ、淡い薫りだけどね。毎年花が咲くとかすかに感じる」
「結構いいにおいだね」
締め切った車の中だったから、微香を感知することができたのだろう。そのお陰で、今年のホワイトデーには私からシンビジュウムをお返しにもらったことが、妻の記憶に刻み込まれたことだろう。よかった・・。
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剪定
塾舎の土間に置いた葉っぱたちは、3分の2以上ダメになってしまったが、家の入り口に植えたロストラータは無事生きている。色艶はちょっと悪くなってしまったものの、新しい芽も出てきそうな気配だから、もっと暖かくなれば元気になってくれるだろう。

でも、これを見ていたら、色の悪くなった葉がダランと垂れ下がり、スカートのような状態になっているのが気になった。これを切り落としてさっぱりしたら、もっと見栄えがするのになあ、と思いながら、幹を探ってみたところ、古い葉を切り落とした跡があるのが見つかった。
「やっぱり古くなった葉は切るべきだな」
と、勝手に解釈して、ハサミを取り出して剪定することにした。
が、いくら古くなったとは言え、サボテンのような葉であるから、先が尖っていて、迂闊に触ると痛い。そのため恐る恐る切っていったものだから、余り綺麗な出来映えにはならなかった。

見る角度からにもよるが、上の写真を見ると、剪定して良かったのかどうか、微妙な感じだが、切ってしまったものはどうしようもない。ただ、今の時期がロストラータを剪定して良い頃なのかどうか、調べもしなかったからちょっと心配だ。だが、元々寒さには強い植物であるという触れ込みだったから、さほど苦にする必要は無いかもしれない。
さあ、次は塾舎の土間で枯れ果てた葉っぱたちの整理だ・・。

でも、これを見ていたら、色の悪くなった葉がダランと垂れ下がり、スカートのような状態になっているのが気になった。これを切り落としてさっぱりしたら、もっと見栄えがするのになあ、と思いながら、幹を探ってみたところ、古い葉を切り落とした跡があるのが見つかった。
「やっぱり古くなった葉は切るべきだな」
と、勝手に解釈して、ハサミを取り出して剪定することにした。
が、いくら古くなったとは言え、サボテンのような葉であるから、先が尖っていて、迂闊に触ると痛い。そのため恐る恐る切っていったものだから、余り綺麗な出来映えにはならなかった。

見る角度からにもよるが、上の写真を見ると、剪定して良かったのかどうか、微妙な感じだが、切ってしまったものはどうしようもない。ただ、今の時期がロストラータを剪定して良い頃なのかどうか、調べもしなかったからちょっと心配だ。だが、元々寒さには強い植物であるという触れ込みだったから、さほど苦にする必要は無いかもしれない。
さあ、次は塾舎の土間で枯れ果てた葉っぱたちの整理だ・・。
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開墾
倒れる前の父が毎日せっせと通っていた畑は、誰も世話をする者がいなくって、荒れ放題になっていた。私に畑などできるわけがないから、2年以上も放置されていたことになる。ところが、1か月ほど前に、畑を借りたいという人が見つかり、父も喜んで無償で貸すことになった。何でも、自然の中で遊びながら子どもを育てるという理念を持った団体らしく、子どもたちがのびのび遊べる場所をずっと探していたそうで、知り合いを通じてこの畑のことを知ったそうだ。2週間ほど前に挨拶に来た人たちは、子供を三人連れた若い夫婦で、その人たちが中心になってその団体を運営しているとのことだった。
「自由に使うように言っておいた」
そう父は後で教えてくれたが、荒れ果てた畑を生き返らせてくれるなら、それだけで十分、という心持ちが伝わってきた。母が生きていた頃は休みになると二人で出掛けていたし、母が亡くなって仕事もやめてしまった父にとっての唯一の生き甲斐だったのが、この畑であるから、父の思いは痛いほど分かった。
「良かったね、いい人たちが見つかって」
「そうだな・・。またそのうち畑に行って、あの人たちに水の管理の仕方を教えてやらんといかんな」
「分かった。暖かくなったら連れて行くよ」
と約束したのを、この前の日曜に果たした。
塾が終わって3時過ぎに出掛けたから、誰も畑にいないんじゃないかと思っていたが、あの若夫婦は子どもたちと一緒に畑の中にいた。
「すごい!メチャクチャ綺麗になってる」
「ホント。頑張っとるなあ・・」
父の顔から笑みがこぼれる。
畑にやって来たのは随分久しぶりだが、父がせっせと農作業をしていたときよりも整然としていて、見違えてしまった。

2週間ほどで「開墾」したとは思えないほどだ。彼らのやる気がひしひしと伝わってきて、私まで嬉しくなった。父は冬の間中、ほとんど自分の部屋から出ず、足腰の衰えを心配していたが、この日は久方ぶりの畑に興奮したのか、妙に足取りが軽く、「もうそろそろ杖をつかなきゃ危ないよ」ときついことを言ったのは、私の取り越し苦労だったか、と思わせるほどだった。広い畑を何度も行き来して、水の取り入れ口を教えたり、自分で建てた小屋を点検したりと、往年の父が蘇ったようで驚いた。(さすがに最後の方は息切れしていたが・・)。
1時間ほどして帰って来たが、父は満足した様子だった。
「保育園が始まったら、また行こうか」
「そうだな・・」
約束を忘れないようにしなくては。
「自由に使うように言っておいた」
そう父は後で教えてくれたが、荒れ果てた畑を生き返らせてくれるなら、それだけで十分、という心持ちが伝わってきた。母が生きていた頃は休みになると二人で出掛けていたし、母が亡くなって仕事もやめてしまった父にとっての唯一の生き甲斐だったのが、この畑であるから、父の思いは痛いほど分かった。
「良かったね、いい人たちが見つかって」
「そうだな・・。またそのうち畑に行って、あの人たちに水の管理の仕方を教えてやらんといかんな」
「分かった。暖かくなったら連れて行くよ」
と約束したのを、この前の日曜に果たした。
塾が終わって3時過ぎに出掛けたから、誰も畑にいないんじゃないかと思っていたが、あの若夫婦は子どもたちと一緒に畑の中にいた。
「すごい!メチャクチャ綺麗になってる」
「ホント。頑張っとるなあ・・」
父の顔から笑みがこぼれる。
畑にやって来たのは随分久しぶりだが、父がせっせと農作業をしていたときよりも整然としていて、見違えてしまった。

2週間ほどで「開墾」したとは思えないほどだ。彼らのやる気がひしひしと伝わってきて、私まで嬉しくなった。父は冬の間中、ほとんど自分の部屋から出ず、足腰の衰えを心配していたが、この日は久方ぶりの畑に興奮したのか、妙に足取りが軽く、「もうそろそろ杖をつかなきゃ危ないよ」ときついことを言ったのは、私の取り越し苦労だったか、と思わせるほどだった。広い畑を何度も行き来して、水の取り入れ口を教えたり、自分で建てた小屋を点検したりと、往年の父が蘇ったようで驚いた。(さすがに最後の方は息切れしていたが・・)。
1時間ほどして帰って来たが、父は満足した様子だった。
「保育園が始まったら、また行こうか」
「そうだな・・」
約束を忘れないようにしなくては。
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「捉まるまで」
「戦争と文学」第12巻の中の、大岡昇平「捉まるまで」を読んだ。
大岡昇平は、全集まで持っているのに、読んだ作品は余り多くない。「中原中也」くらいしか思い当たるものはないが、それさえ記憶が曖昧だ。それなのに、なぜ全集を買ったのだろう。1ページも開いてない気がする・・。気の迷いにしても、勿体ないことをしたように思う。
そんな忸怩たる思いをもちながら、大岡昇平の作品を論じるのも失礼な話だが、まあ、私の記すことなど感想文の域を出るものではないから、厚顔を承知でいささか書き留めておこうと思う。
大岡昇平が太平洋戦争でアメリカ軍の捕虜になったのは、年表にも記してある。
1944年(昭和19年)
3月 - 教育召集で、東部第二部隊に入営。
7月 - フィリピンのマニラに到着。第百五師団大藪大隊、比島派遣威一〇六七二部隊に 所属し、ミンドロ島警備のため、暗号手としてサンホセに赴いた。
1945年(昭和20年)
1月 - 米軍の捕虜になり、レイテ島タクロバンの俘虜病院に収容される。
8月 - 敗戦。同年12月、帰国し、家族の疎開先の兵庫県明石市大久保町に着いた。
招集されたのは35歳の時だから、兵士としては薹が立っていただろう。そんな彼が、アメリカ軍が押し寄せてきたミンドロ島でマラリアに罹りながらも、山中を敗走した果てにアメリカ軍の俘虜となるまでの経緯が、この小説には克明に描かれている。中でも、瀕死の状態ながらも、草に隠れた窪地に横たわっていた彼の近くにやって来た若い米兵を持っていた銃で撃たなかった場面での己の心理を分析する緻密さには、驚いてしまった。
・草むらに私がいることも知らずに若い米兵がやって来る。
・遠くからの声にその兵士が応えるて、さらに近づく。
・「私」は銃の安全装置を外して撃つ準備をする。
・銃声が起こり、緩やかに向きをかえ、そちらに向かって歩き出し、見えなくなる。
その際の己の心の動きを、実に10ページにわたって分析している。それも、明晰な表現によって客観的に述べているから、理解しやすい。それは小説家の筆というよりは、心理学者のもののようで、心理分析の門外漢である私はただただ感嘆するのみであった。
この「捉まるまで」の他に幾つかの章をまとめたものが「俘虜記」と呼ばれている小説なのだそうだが、収容所での体験もそこには描かれていることだろう。これでやっと全集を買っておいたのが役に立ちそうだ。「俘虜記」を全て読もう・・。
大岡昇平は、全集まで持っているのに、読んだ作品は余り多くない。「中原中也」くらいしか思い当たるものはないが、それさえ記憶が曖昧だ。それなのに、なぜ全集を買ったのだろう。1ページも開いてない気がする・・。気の迷いにしても、勿体ないことをしたように思う。
そんな忸怩たる思いをもちながら、大岡昇平の作品を論じるのも失礼な話だが、まあ、私の記すことなど感想文の域を出るものではないから、厚顔を承知でいささか書き留めておこうと思う。
大岡昇平が太平洋戦争でアメリカ軍の捕虜になったのは、年表にも記してある。
1944年(昭和19年)
3月 - 教育召集で、東部第二部隊に入営。
7月 - フィリピンのマニラに到着。第百五師団大藪大隊、比島派遣威一〇六七二部隊に 所属し、ミンドロ島警備のため、暗号手としてサンホセに赴いた。
1945年(昭和20年)
1月 - 米軍の捕虜になり、レイテ島タクロバンの俘虜病院に収容される。
8月 - 敗戦。同年12月、帰国し、家族の疎開先の兵庫県明石市大久保町に着いた。
招集されたのは35歳の時だから、兵士としては薹が立っていただろう。そんな彼が、アメリカ軍が押し寄せてきたミンドロ島でマラリアに罹りながらも、山中を敗走した果てにアメリカ軍の俘虜となるまでの経緯が、この小説には克明に描かれている。中でも、瀕死の状態ながらも、草に隠れた窪地に横たわっていた彼の近くにやって来た若い米兵を持っていた銃で撃たなかった場面での己の心理を分析する緻密さには、驚いてしまった。
・草むらに私がいることも知らずに若い米兵がやって来る。
・遠くからの声にその兵士が応えるて、さらに近づく。
・「私」は銃の安全装置を外して撃つ準備をする。
・銃声が起こり、緩やかに向きをかえ、そちらに向かって歩き出し、見えなくなる。
その際の己の心の動きを、実に10ページにわたって分析している。それも、明晰な表現によって客観的に述べているから、理解しやすい。それは小説家の筆というよりは、心理学者のもののようで、心理分析の門外漢である私はただただ感嘆するのみであった。
この「捉まるまで」の他に幾つかの章をまとめたものが「俘虜記」と呼ばれている小説なのだそうだが、収容所での体験もそこには描かれていることだろう。これでやっと全集を買っておいたのが役に立ちそうだ。「俘虜記」を全て読もう・・。
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