３年経って・・

　１年前の「２年経って・・」という記事を読みながら、果たして自分はこの１年の間、このブログで３年前の震災に言及したことがあるだろうか、と思って「震災」という語でブログ内検索をしてみた。すると、ゼロ・・。「原発」という語で検索したらいくつかの記事は見つかったが、「東日本大震災」についてはまったく記述していない。日常の生活に追われてばかりいるから、と言い訳したところで何にもならない、と己を恥じた。
　３年経って、「風化」という言葉を耳にすることがよくあるが、３年前の震災による甚大なる被害の記憶は、決して風化させてはならないもの、決して忘れてはならないものだ。私にそんなことを言う資格などないだろうが、あえて己にそう言い聞かせなければならない。
もちろん、心はいつも寄り添っているなどときれい事を言うつもりはないが、今も苦しんでいる人たちがいることは心のどこかに刻んでおかなければならないし、できることがあれば協力を惜しんではならない。


　震災によって犠牲になった方々のご冥福を祈ると共に、今なお困難な生活に耐えていらっしゃる方々に一日も早く平穏な日が訪れますように。

　
　
　

コモスマーシャ

　ヤフオクで落札したアマリリスの球根ことは１月２０日の記事にしたが、そのとき代用品として送られてきた「コモスマーシャ」と名づけられたアマリリスが開花した。



　写真通り白地に赤筋の入った花弁はまだ開ききっていないが、これだけでも十分この花の美しさが分かる。販売元のＨＰには、
「コモスマーシャは、筒状剣弁咲き 。アメリカのマーシャ女史からの贈り物で、アマリリス育種の面白さを教えてくれた品種です」と書いてあったが、マーシャ女史なる人がどんな人なのか私には分からない。しかし、こんなに美しい花に名が与えられるくらいだから、きっと聡明な人に違いない。



　休眠させるために掘り上げてあった他のアマリリスの球根から、少しずつ芽が出始めている。芽が出てきたものから順に土の中に戻しているが、まだまだ寒い日が続いているため外に出すことはできず、塾の事務所に置くようにしている。が、どんどん増えてきているので、今数えたら狭い部屋の中に８鉢もあった。昼過ぎから深夜までずっとヒーターがonになっているから、アマリリスにとっては過ごしやすい場所だろうが、私の居場所がどんどん狭くなってきているので、この先どうしたものやら頭を悩ましている。
　早く暖かくなってくれれば一番いいんだけど・・。
　

開運ブレスレット

　１月１２日の記事にした振り子時計だが、１時間毎に鳴るチャイムの数が１回少ないのに気が付いた。３時の時には２回しか鳴らないし、９時には８回しか鳴らない。記事にしたときにYouTubeにアップした映像があるからその時に気付けばよかったのに、１時に１２回鳴って初めて気付いた。もちろん買って最初の頃は、嬉しくて鳴る回数を数えたこともあって、？？と思った記憶があるが、「数え間違いかな？」と思ったくらいで、大して気に留めなかった。だが、さすがに鈍感な私でも、１時に１２回鳴ってはビックリしてしまった。遅ればせながら、買った時計屋に持って行って直してもらうことにした。
　「少しお時間頂きますが、よろしいですか」
と言われて、すぐに直らないものか、と些か驚いたが、精密機械ゆえ丁寧に扱うんだろうな、と思い直して預けてきた。

　ところが、翌々日（つまり昨日）、時計屋から電話がかかってきた。たまたま電話に出た私は、修理が終わった連絡だと思って話を聞いていたら、時計屋さんが思ってもみないことを話し始めた。
「お預かりした時計ですが、まずいことになってしまって・・」
「えっ？」
「掛けておいた壁から落ちてしまって、木箱にひびが入ってしまったんです」
「へえ・・。時計は動くんですか？」
「はい、ムーブメントは全く異常がなくて大丈夫なんですけど、木箱が・・」
「ひどいんですか？」
「いえ、それほどでもないですけど」
「じゃあ、いいです、ボンドでひっつけとけばいいでしょう？」
「いえ、そんなわけには参りません。買って頂いたばかりの物ですから、新しい物と交換させて頂こうと思ったのですが、消費税が変わる関係で同じ型の時計がメーカーにもう在庫がないそうで・・。新しい型の物ですと、柱時計タイプのものはなくなってしまうそうで・・。違うメーカーならあるようですけど・・」
「そんなこといいです。動けばいいですから」
「いや、そんなわけにはいきません」
「いえ、いいです」
「でも・・」
「じゃあ、今から妻に取りに行かせますから、状態を見てから考えるってことにしていいですか？」
「はい、分かりました。よろしくお願いします」

というやりとりの後、家に戻ってきた妻に事情を尋ねたところ、
「全然分からないくらいのひびだから、いいです、って言ったんだけど、どうしてもそれじゃあ申し訳ないって言われて」
「で、どうしたの？」
「お詫びにこれをって言われたから」

　

「さすがに断り切れなくって」
「そうだよなあ」

ということで、昨日から私の左手首にこの開運ブレスレットがつけられている。

おめでとう！！

　今朝１０時は、私にとってかなりドキドキの瞬間だった。私の塾に小２の時に入塾し、浪人生となった今年まで１２年間ずっと通い続けてくれた女の子の合格発表がある時間だったのだ。
　本人は中期試験で奮闘している真っ最中であるため、私が合格発表を見てメールで知らせる手はずにしてあったが、
「メール見て、もし落ちてたらショックで試験ができなくなってしまうから、塾長からのメールはブロックしておくね」
と言われていた。センター試験の判定では、バンザイしているし、二次も感触は悪くなかったようだから、きっと大丈夫だろうと思っていたが、万善を尽くすのが一番だから、
「それがいい。でも、オレは１０時ジャストに結果を見てメールしておくぞ」
と宣言しておいた。

　で、今朝の１０時。９時過ぎからバスを運転して生徒を迎えに行っていたが、１０時が近づくにつれて緊張してきた。私立大学は合格したものの、国公立大学に行きたいからと浪人することを決め、彼女なりに一生懸命努力してきた姿を間近で見てきただけに、絶対に合格して欲しいと私の心は高ぶった。
「おお！１０時・・」
　塾について少し経ったら時間になった。あらかじめブックマークしておいたサイトを開いて、合格発表のページに行った。番号が縦一列に並んでいる中、じっと目をこらして塾生の番号を探していった。
「あった！！！」
　その瞬間、大きな安堵感と喜びで全身が満たされた。
「やった！！」
　こうなったら一秒でも早くお祝いメールがしたい。合格発表のページをスクリーンショットして、ラインのメールに貼り付けた。そして
「合格！！やったぜ！！」
と言葉も添えておいた。

　１２時過ぎに生徒からメールが届いた。
「やっぱり、見ちゃった。受かってた」
と短いコメントだったが、嬉しそうなウサギのスタンプが添えてあった。本当によかった。

　今日一日はほかほかした気持ちで過ごせそうだ。

エンジンオイル

　塾バスのオイルランプが点灯していた。



　もう２、３年も前からいくらオイルを補充しても、短期間でなくなってしまい、警告ランプが点くようになっていた。そのたびにディーラーに点検してもらうようにしていたが、どこかが悪いわけではなく、ある程度距離を走った車には時々ある症状で、ランプが点くたびにオイルを補充していくしかないと言われていた。専門家にそう言われてしまえば、それに従うしかなく、ランプが点くたびにディーラーやガソリンスタンドに車を持ち込んで、オイルを補充することを繰り返してきた。
　だが、昨年末の車検の時、オイルの補充くらい自力でできるだろうと思い、オイルを１缶分けてもらっておいた。そうした方が面倒も省け、経費も安くすむだろうと思ったのだ。



　そんないきさつを経て、いよいよ今日オイルを実際に補充してみた。

　

　運転席横のシートを上げたら、エンジンオイルの注入口がある。さすがに私でもそれくらいは知っている。オイル缶から直接入れるのは難しそうだったので、漏斗を探し出し使ったらなかなか上手くいった。
　ここまでは思ったよりスムーズに行ったが、いったいどれくらい入れたらいいものやら分からなかった。漏斗５杯分入れてもまだ入りそうだったので、もう少し入れてみたが、溢れてきたら後片付けが面倒そうなので、缶半分くらいを入れたところで止めておいた。またランプが点いたら補充すればいいわけだから・・。



　その後、エンジンをかけたらオイルランプは点灯しなかったから、首尾よくできたのだと思う。しばらく持てばいいのだけど。

　

ぼけ（２）

　１月末に買ったぼけの木に変化が見られた。



　白い花が咲いていた枝に赤い花が咲いている。ビックリして妻に話したら、「へえ・・、ぼけだから？」と私が考えていたようなことを言った。でも、こんなことはぼけにはよくあることなのか、特別なことなのか、知りたくなったので、調べてみた。すると、ぼけの園芸種の中に「東洋錦」というものがあり、それは、
『同じ株の中で、赤・白・ピンクの３色が咲きみだれる。枝は上に伸びる。丈夫で栽培しやすく、古くから有名なボケの代表的品種。
江戸時代に品種改良されたもの。花色がどれかに偏ってしまうことが多く、同じ色合いに散らして咲かせるのが難しいという』
なのだそうだ。
　なるほど。
　知らないことって沢山あるんだな、と改めて痛感した。

一の鳥居

　私の住む町の産土神たる神社の「一の鳥居」が再建されるのは知っていたが、昨日偶然建立される現場を通った。

　

　

　ＨＰには、再建に至る経緯が次のように説明されている。
　「参堂入り口の「一の鳥居」は、平成１２年の調査で、柱の沈下など全体的に傾いていることが発見されました。災害時の倒壊の恐れから一時的に撤去され今日に至っておりますが、地域住民や参拝者から再建を望む声が多く寄せられています。
　そこで、今年から市内で始まった「陶祖８００年祭事業」に合わせて、街の活性化と産業復興へのシンボルとして再建を計画し、募金を呼び掛けることになりました。
　つきましては、出費多端の折とは存じますが、趣旨にご賛同いただき、事業成就のため格別のご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」

　妻がわずかばかりの寄付をしたおかげで、記念に鳥居をかたどったキーホルダーをいただき、私が車のキーケースに付けている。



　で、先ほど無事建立された鳥居を見学してきた。



　あいにく雨が降っていたし、まだ工事中で近寄れなかったので、車中から写真を撮ったが、大きく立派な鳥居だ。工事が終わったら、すぐにその下をくぐってみたい。

ウクライナ情勢

　緊迫するウクライナ情勢。対岸の火事などと悠長なことを言っていられない、どうしてこうなったのか知っておくべきだろうと思って、調べてみた。まずは「NAVERまとめ」のまとめ。

　「ウクライナは、親欧米派のウクライナ西部と、親露派の東部という構成になっている。民族構成としては、西側がウクライナ系・ユダヤ系が多く、ホロドモール(人工飢饉)やポグロム(市民によるユダヤ人迫害)という経験を持つ一方、東側は後に移入したロシア系住民で構成されている。
　ソ連崩壊後も長い間親露政権が継続していたが2004年の大統領選挙の際、得票差で負けていた親欧米派の抗議活動（オレンジ革命）により、再選挙、親欧米派の政権が樹立した。
　親欧米派は、ウクライナをヨーロッパ経済圏に加入させる方向で調整。一方、もともと、旧ソ連諸国に、国際価格の1/5以下という大幅に安い価格で天然ガスを供給していたロシアは、EU側に入るならば国債相場での取引に変更するべきと判断。パイプライン下流のイタリアスイスなどにも影響を与えた。しかし、ウクライナのガス料金未払いは継続し、対露負債が増大中である。
　このような背景のもと、2010年の大統領選挙では、親露派が勝利し、政権が移行した。ロシアはガスの値下げと経済支援を約束。一方、EU・米国はウクライナへの干渉を継続、2013年11月ごろから、親欧米派のデモが活発化、暴動に発展した。欧米は、IMFによる経済支援を主張するが、これはウクライナの財政を破たん処理することを意味する。ロシアとしては、ガス代を踏み倒されるだけでなく、地政学的にも重要なウクライナを欧米にゆだねる可能性があり、反発している。
　ウクライナ国民としては、IMFによる介入は緊縮財政に陥ることを意味するが、民族主義的な政党が反政府側としてテロ活動を行うなどしてデモが過激化、政府機関が占拠される事態に発展した」

　さらにNHKニュースより。
　「ヤヌコービッチ前政権は、発足当初からロシアとの関係改善を掲げる一方で、就任後、初めての外遊先にＥＵ＝ヨーロッパ連合の本部があるブリュッセルを訪れるなど、ＥＵ加盟に向けた動きも進めていました。
　これに反発するロシアは、ウクライナのＥＵ加盟を阻止しようと、ウクライナ製品の輸入の制限など経済的圧力をかけるなどしたためヤヌコービッチ前政権は方針を転換します。
　去年１１月、ヤヌコービッチ政権は、将来のＥＵ加盟に向けた協定の署名を見送ったうえに、１２月にはロシアから大規模な経済支援を受けることを決めました。
　これに対して、ＥＵとの関係強化を求める野党勢力や市民は反発を強め、首都キエフで大規模な抗議デモを断続的に行い、警察と衝突を繰り返し、先月には大統領府や政府庁舎などが野党側の管理下に置かれました。
　ヤヌコービッチ前大統領はキエフを脱出し、ロシアに出国します。
　先月２７日には欧米寄りの暫定政権が発足しました。
　一方で、ロシア系住民が多く住み、ロシア海軍の重要な拠点があるウクライナの東部と南部では暫定政権に反発する声が強まりました。
今月１日、ロシアのプーチン大統領は「ウクライナに滞在しているロシア国民や協定に基づいて南部のクリミアに駐留しているロシアの軍人の生命が脅威にさらされている」として、情勢が正常化するまで、ウクライナ国内でロシア軍が行動することへの同意を議会上院に求め、全会一致で承認されました。
こうした動きに対して、ウクライナの暫定政府と欧米各国はロシアを強くけん制するなど、緊迫した状況が続いていました」


　第三次世界大戦などという恐ろしい言葉も散見されるほど危険な状況だ。関係主要国が冷静な対応をしてくれるのを願うばかりだ。　

レゴ・グランドピアノ

　LEGO #10232 を増築しようと試行錯誤しているところだが、新しい２階部分は映画館ではなく、コンサート会場にしようと決めた。そのためにはいくつか楽器を作らねばならないので、ネット上を探してみたら、素晴らしいものを見つけた。
　「グランドピアノ」
　なんとその組み立て方がニコニコ動画にあった。

レゴでグランドピアノの作り方


　早速パーツを集めて、完成したのがこれ。



　

　譜面台にする黒色のパーツを注文するのを忘れたため、急遽持ち合わせの赤いパーツで間に合わせておいた。少しばかり違和感があるが、これはこれでいいかも、とこのままにしておこうと思っている。

　他にもレゴで作ったチェロの写真も見つけたので、見よう見まねで組み立てるつもりだ。ちょっとした楽団ができればいいなあ、と思っている。楽しみだ。　

ヤンキースのオープン戦

　久しぶりに自室のレコーダーで番組予約したから、うまく録画できているか心配だったが、無事見ることができた。もちろん田中マー君のメジャー初登板の試合のことだ。
　サバシア、黒田の後に三番手として投げたが、私の目には堂々としたまマウンドさばきで頼もしく映った。やはり身体が大きいのがいいのだろう、メジャーのマウンドても何の遜色も感じられなかった。２回２安打、無四球、３三振、無失点という結果も当然のように思えた。
　もちろんオープン戦のことであり、相手チームも主力級が出ているわけではないだろうから、これで大丈夫というわけではないが、何にせよ、いい感触を周りで見ている人々に与えられたのはよかったと思う。




　マー君の活躍も気になる私だが、それに劣らず今シーズン注目したいのは、イチローだ。大型補強で控え外野手の役割しか与えられないとの報道がもっぱらだが、それに甘んじるような彼ではない。往年の打力を期待するのは無理かもしれないが、まだまだ第一線で活躍できるだけの力はあるはずだ。少ないチャンスを物にして、きっとチームを引っ張っていく存在となってくれるはずだ。そうなれば、チームとしてジーターの花道を飾ることも可能になるだろう。
　ぜひ頑張って欲しい。