毎日が修行~♪

自分を好きになって、自分を大事にして
自分の機嫌は自分で取ろう!
それが自分も周りも幸せになる秘訣です!

みりこの「ほとんど首なしニック」

2008年08月28日 | こどもたち(みりこ・高校3年生)
ハリーポッターを読まれた方(または映画を見られた方)はご存じだと思いますが
「ほとんど首なしニック」とは、首がほとんど取れかけている幽霊のことです。


みりこの歯のうち、「ほとんど首なしニック」のように
ずっと取れかけなのに取れない乳歯がありました。

そのうちポロっと取れるだろう…という期待を見事に裏切ってくれて、
ず~~っと居すわったままだったの。

先日、「そういえば…」と思い出して
(って、ちゃんと子供の歯の管理しなさいよ…と自分でつっこんでおきます)
みりこの口の中を見たら
「ニックがまだいる~~~~~
これは大変

永久歯が完全に生えてきていました。
このままじゃ、周りの歯に悪影響です。


みりこに「自分の指でぐらぐらさせて取りなさい…」と言ってまた数日。

それでも取れない。
これは放っておいたら、いつまでも取れないぞ。

「歯医者に行かなきゃだめだねぇ…」と言ったら
「いやだ~~~~~」とその歯の持ち主は言う。

「それじゃあ、明日までにニックを自分で取らなきゃママが取ってあげるね」

…そして次の日、結局自分で取れなかったので…

こうなりました。↓


わかるかなぁ
横に向いてくっついているのが乳歯です。

緑色に見えるのは、夕食が「たこ焼き」だったから。
歯を磨いてあげる…と言ってだまして糸をかけました。
逆さまから写真をパチリ。


その夜みりこは、自分でその糸を引っ張りながら寝ました。

次の日見てみたらかなり「ほとんど首なしニック」に近づいてグラグラしていました。

さて、どうしたものか…と思っていたら、ちょうどみりこ
「糸がついていて食べにくい~~」と言ったので、
「しめしめ」と、ついにあれをすることに。



さて、ここでご存じない方のために、子供の歯を磨く(抜く?)方法を…。

慣れた子なら自分のひざに子供の頭を乗せるだけでよいのですが、
暴れる危険性があるときの方法です。

1.親は足を伸ばして座ります。
2.足を開いて、自分の股の間に子供の頭を入れます。
  (あおむけに)
3.子供の両手を横に広げ、自分の足で押えます。

もうこれで子供は動けません。
私なんて太ももが太いから、もう、「がんじがらめ」状態です。

そして、何をしたかって


↑これです。ペンチです。…といってもビーズ用の小さいもの。

「糸を取ってあげるね」と言って歯磨きしたり、ちょっと糸をさわっているうちに
みりこが目をつぶりました。

そのすきにそばに置いてあったペンチを取り出して
慎重に歯をはさんで一気に引き抜きました~~


「いたい~~~ママ、うそついた~~~~
ペンチで抜かないって言ったのに…。
ママのうそつき~~~~びえ~~~~~~ん



「ママはうそなんてついていません糸を取ってあげるって言ったんだからね。糸は取れたでしょう

「歯まで抜くなんて言わなかった~~~~びえ~~~~ん

しばらく大泣きでしたわ


落ち着いてから、抜けた歯をいつもの「歯のお墓」に入れることに…。↓





「ママにだまされてペンチで抜かれたすごく泣いた。」
「ちょーがんこな歯

と、書かれています。


抜いたあとはすっきりです。




パパっちはそばに居ながら、ことの成り行きをただじっと見ていました。

「ペンチで抜くって聞いたことはあるけど、冗談だと思ってた。
まさか本当にするとは…

って、私のこと、まるで鬼ババアでも見るかのように見てたわ


パパには絶対出来ないよね
ふふん母は強いのさ