涙のシフォンケーキ

木曜日に、シフォンケーキのプロに作り方を習って来ました。
（ご近所のしんごママさんと一緒に行けて、すご～～～く嬉しかったわ）


シフォンケーキのプロと言っても、
若い頃からケーキの勉強をして、ケーキ屋さんで働いたり
外国にまで修行に行ったような方ではありません。

ごく普通の主婦だった方が、
一から自分のイメージでレシピを作りあげ、
苦労しながらネットショップを成功させた方でした。

宝塚に住んでいらして、宝塚のケーキ祭りに
市から出品依頼がくるほどになって、参加したら、
他の方々は有名ホテルのパティシエだったり
外国で修業をされてきた方だったり
そうそうたるメンバーだったらしいです。
でも、そんな中に居る自分って「一番偉いじゃない」って思われたとか。
（ほんと、そうですね）

細身で可愛い感じの彼女のどこにそんなエネルギーがあるのか…って思うけど
やはり、母親の強さなのですよね。
彼女の話を聞いていて、母としての気持ちが痛いほどわかって
涙がぽろぽろ出てきました。
子供のためならなんだって出来る…という強さに心を打たれました。

そして、そんな彼女が試行錯誤を重ねてたどりついたレシピを
公開する気になってくれた理由にも心を打たれました。（省略しますけど）

「あ～、この気持ちは私と同じだわ。
みんなに可能性に気がついて欲しいのよね」って…。

レシピを公開するのは本当に悩んだ結果の決心だったのだろうなぁと思います。
だって、このシフォンのレシピには彼女のすべてが入っているのだもの。

それを公開してまで、みんなに伝えたかったメッセージ、
私はしっかり受け取りました。
彼女はケーキ屋さんのネットショップをしながら
私と同じ仕事を選んだ。
その理由もよくわかりました。
きっかけは子供のためだったけど、今はもっと大勢の方に
伝えたいことがあったから、公開してくれたのよね。

彼女の大きさに本当に感謝です。
きっとすごく成功される方だろうと思います。
3人のお子さんたちのためにも、前だけを向いて突き進んでいくのでしょうね。
愛にあふれた彼女にみんな引き寄せられるはずだから
成功しないはずがありません。



さて、その習ってきたシフォンケーキですが
習った当日の夜に作ってみました。
それはもう、見事にふくらんで、なんと盛り上がりすぎて？
生焼け部分ができちゃって、ちょっと失敗でした。
でも、半分以上はしっとりふわふわに出来たので
次の日（昨日）にいらしたお友達に、家族分持って帰っていただくことが出来ました。
（一緒に食べる時間がなくなってしまったので）


そして、パパっちが今日卵をたくさん買ってきてくれたので（週末の買い物は彼の仕事）
またまた今日の夕方、シフォンケーキを焼きました。

今回はまぁまぁうまく行ったのですが、
まだ、シフォンのプロの彼女のケーキのようにはいきませんでした。
（試食させていただいたので、差は歴然）
同じ道具を使っているので、必ず出来るはずなのに…。
ちょっとした加減なのよね、きっと。


さて、そのシフォン、
夜9時頃、お客様がいらして（大人5名、お子さん2人）何も出すものがなく、
ちょうど冷めていたので、手作りシフォンケーキをお出ししました。
ここにUPしたかったのに
写真のことなどすっかり忘れちゃってたの～～～

でも、みなさんに（酔っ払っていらしたけど）「美味しい」と言って頂いて満足です
思わず、「プロに習ったの」なんて講釈つけちゃったりして…。


今日も夜まで楽しい一日でした。
我が家に人が来るのは大好き
今日はみんながいらしたときに、
私はアイロンをかけながら、借りてきたDVDを観ていたところで
かなり焦ったけど…（爆）
いつでもウェルカム～です。
11時過ぎまでわいわい、楽しかったです。

明日も卵がたくさんあるので、シフォンケーキを作ろうと思います。
彼女の心意気をもらったので、なんとしてでも完璧なケーキを作らなきゃです。

作っていて感じたのは、
「彼女はこのケーキを何度焼いて、あのレシピにたどりついたのだろう…」ってこと。
たった2回でめげてなんかいられないよね。

今日のケーキで足りなかったのは、側面の色と弾力…。
10回くらい焼いたら、彼女のケーキに近づけるかな
完璧に焼けたシフォンを思い浮かべながら、頑張りま～す

（彼女のケーキはオーブンで焼きません。
オーブンで焼いたら表面がぱさぱさになるから…と別の器具で焼いています。
一つ1600円（＋送料）だそうです。
興味があったら「シフォン・シフォン」で検索してみて下さいね。）