暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

写真を紙に焼くか

2017-05-11 20:54:01 | 日記
結婚以来の思い出のアルバムが本棚の最上段のさらに上に並んでいる。

ケータイやデジカメで写真を撮るようになってからは、紙に焼かないようになった。

まだフィルムのカメラも使っているので、フィルムのストックが残っているあいだはまだ撮影して現像すると思う。

前にも写真のことで、ブログを通してチャットするようになった私よりは少し先輩の女性が言っていたことを書いたことがある。

「写真はパソコンで自分で見て楽しむもの。自分が死んだら、もう誰も必要ではないのだから、捨てられていい。」

「お舅さん、お姑さんが亡くなっても子供たちは誰も写真を欲しがらなかった」と言うのだ。


    


私も、両親が亡くなって、私のうちには、それほど多くのアルバムやはがした写真を持ってこなかった。

欲しいものは選んで持ち帰ったが、父の軍隊の写真は、埼玉県の平和資料館に寄贈して、手元にはほとんどない。

このパソコンの椅子から本棚を見上げると、たくさんのアルバムが目に入るが、自分がもう見られないような状態になったときは、誰にも必要にないものになるわけか・・・と思う。

写真に限らず、服でも、本でも、家具でも、自分が使わなければ、それはもうゴミなのだ。

そう思うと、処分して回りたい欲求にかられる。
コメント
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