先日訪問した「KADODE OOIGAWA」で珍しい物を発見!
それがこちら!
そう「うなぎの刺し身」です。
「うなぎの刺し身」をあまり見かけない理由ご存じですか?!
実はうなぎの血液には毒があるからなんです。
血液(血清)に『イクチオヘモトキシン』というタンパク質の毒が含まれています。
フグは猛毒のフグ毒テトロドトキシンで、猛毒ですが、うなぎの毒はフグ程猛毒ではありません。
血清1mlで、体重20gのマウスを60〜150匹ほどは殺すことが出来ます。
でも人間だと、相当量のまないと致死量にはなりません。
しかし、飲まずとも血液に触れますと、皮膚に炎症が起こる場合もあります。
フグ毒のテトロドトキシンは青酸カリの500倍。食後20分から3時間程度の短時間でしびれや麻痺症状が現れ、
麻痺症状は口唇から四肢、全身に広がり、重症の場合には呼吸困難で死亡してしまいます。
現在有効な治療法や解毒剤は今のところ存在しませんが、人工呼吸等により呼吸を確保し適切な処置が施されれば確実に救命可能です。
そんな訳で、『イクチオヘモトキシン』の影響で、うなぎの刺し身はあまり見かけないってことなんですけど、
しっかりとした処理でこういう商品が販売されているんですね。
食べたことないので一度は食べてみたいと思いますが、今回はパスしてしまいました!(笑)
一度は食べてみたいですよね!
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