江戸時代の高僧良寛が「死ぬる時は死ぬが宜しき、災難に遭う時は災難に遭うが宜しき、病気になる時は病気になるが宜しき」と。「まずは受け入れることが大事、そこから先の一歩が見えてくる」と。「さあ、どう死のう。さあ、どう向き合おう。さあ、どう立て直そう」とね。禅宗らしい考え方、好きだな。
今年24歳娘がワーキングホリデーを利用し2年間ロンドンへ。他の父親から「欧州はテロ問題が、心配じゃないのか」と。「そりゃ心配くさ。が日本にいても災難に遭う時は災難に遭う。本人が自己責任において可能性を試したいと望んでいるのを親が止める権利はない。親が出来る事は無事を願うだけ」と。
祖母が脳出血で倒れる5日前、何故か千羽鶴が折りたくなり新聞チラシを切り3日間で折りあげた。祖母が「鶴を折るとあなたが言った時に」と。が、これを気付くのは無理。よく霊能者が「私は知ってた」と言うが、虫の声は全て結果の後付け。倒れる時は倒れる。この時子供ながらに「1日一生」の意味を。