1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

人を褒める時は人前、叱る時は陰で。

2016-08-09 16:52:53 | 法話
先日「ナカイの窓」で旧局アナが電話取り次ぎの時「3番にお電話」の「3番」の発音が悪い、と訂正するまで上司が電話応対を拒否したと。まあ教育は大事だがその間相手を待たせてるんだよね。先日ガソリンスタンドで客を待たせた状態で店長が部下を長々と怒号。堪り兼ねた客が「いい加減にせんか」と。

葬式は会葬者全員で「ご苦労様」と故人に。

2016-08-09 12:09:37 | 法話
今思えば老僧に言われて有難かった言葉は「親が70を越えたら死ぬ事を考えて継承の準備をしておけ」と。23歳時の話。今一つは父他界通夜の席で「おめでとうございます。お疲れ様でした」と声を掛けられたこと。意味のわからぬ人は「アホか」でしょうが、父への労いの言葉としてはこれ以上のものは。

人間死ぬまでは生きとかなあかん。さて、どう生きよう。

2016-08-09 05:27:14 | 法話
老人集会等講演で「寿命というは人それぞれ。若くして旅立たれた方も数知れず。歳を取られている方だけが『余りの人生』と言われるは少し違う様な。今生まれた赤子も死ぬまでは余りの人生。だいたい余りの人生なんてもんはない。今ここに命があるというは役目が。それが終わった人がどうも今生を」と。