1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

病気は口から入る。口養生が出来ねば。

2016-08-19 17:35:16 | 法話
檀家男性が主治医から「酒も煙草も止める気はない。体だけ治せ、だと。わしに何を期待しとるんだ。努力する気になってから来い」とブチ切れられた。ごもっとも。信仰の世界でも同様の話は多数。何の努力もしようとせず、人の為に汗も流さず、誹謗中傷は限りなし。でも幸せにはなりたいと。神仏も大変。

人の治癒能力は凄い。

2016-08-19 11:55:35 | 法話
じん帯を痛めそこに溜まった水を抜いたら滅茶苦茶痛かった、とご婦人が。「炎症を治癒しようと頑張って冷やしに来たのに抜くとは何じゃ、と抵抗するからかな」と。人の体は精密機械にて。こんな体作った神仏は凄い。授かる縁もその人に欠けている物を補おうと。夫婦の性格が真逆が多いもその一つかな。

古より一つの命のバトンタッチあっての私。

2016-08-19 06:38:40 | 法話
先祖を敬っている祖父母に冷やかな目を向ける孫が「住職は霊魂の存在があるという証拠を出せるか」と。「出せんな。じゃ君は霊魂がないという証拠を出せるのか」と。「いや」と。「お互いに出せんのなら相手の主張も認めてあげたらどうだ。感謝の心を形に表している者にとっては大きなお世話だよ」と。