1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

今、ご飯が食べられているのは、誰のお陰か。今、学校に通えているのは、誰のお陰か。それを子供達に理解させて育てるは、非常に大事のこと。してもらって当たり前の環境は、不足を産み出し、感謝が薄れる。

2021-08-26 08:43:51 | 法話

読者が「朝ドラ『おかえりモネ』で、モネちゃんとドクターの恋が全く進展を。デートの日に緊急患者が入り、中止に。イライラくる」と。対し「まあ、でも、これに慣れなきゃ、お医者さんの奥さんは務まらんよね。拙僧のお寺という仕事も、臨終者が出られた時の為に、24時間、いつでも動ける様な体制で生活を」と。

【追伸】
拙僧らの子供達が時折、思い出話で「僕達が幼い時、3度、あったよね。家族で泊まりの旅行に向かってる途中で『檀家さんが亡くなった』と、お寺から連絡が入り、携帯電話から旅館を急遽キャンセルして、お寺に戻った事が」と。「だな。でも、君らは残念そうな顔はしてたが、父さんや母さんに文句を言う事はなかったよな」「だって、仕方ないもんね」と。拙僧の父もそうだったが、拙僧も子供達の学校行事、運動会や学芸会、懇談会など、1度も顔を出した事が。日曜日は全て、檀家さんの年忌法要か、寺院の法要、相談者の相手で、予定が埋まってるもんでね。環境に文句言っても仕方ない。それで、ご飯を食べさせてもらってるんだからね。





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