1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2202話目】将棋も、王、飛車角、金、桂、香、歩、それぞれが、持ち前の働きを。寿司屋も、ウニ、トロ、マグロばかりでは。親も、進学校も『5科目が出来るが、人生の成功者』と勘違いして子育てしてる人達も。

2021-06-23 19:45:46 | 法話

数年前、会社経営者約100人に「今日は皆承知の話を。改めて確認あれば参考に。秀吉公が家康公に『今の領土を返還して江戸へ』と。怒り狂った家臣の中、石川数正公だけが。対し反対派が『不忠義者が。小牧長久手では勝ったわ』と。対し数正公『次は負けまする』と1人悪者に。この進言が江戸270年の礎を」と。

【追伸】
この講演で「ご存知、家康公は人材投与に長けた方。体力ある者には、体力を使う仕事を。知力ある者には、知力ある仕事を。初めて江戸の地を見た家康公は愕然と。大部分は葦の生い茂る湿地帯。町を作る平な土地が殆どなく、そこで土地工事の現場監督に投与したが、戦では働きのなかった本多正信公。で、知力ある彼が本領発揮。塩分の多い水事情に際しては、怪我で武士を辞め、菓子屋に身を転じた大久保忠行公を抜擢。後に、神田上水となる小石川上水を作り上げたと。これを基礎として、家光公の異母弟の保科正之公が、現在の東京の基礎を構築。この国は今、最も欠けているは人材育成。会社の求人広告には、経験者優遇の文言が。初めは誰しもが、ど素人。育てるという一手間を嫌って、どれ程、将来有望(宝)な人物を潰してきた事か」と、その100人の経営者に。








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