1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2203話目】読者が「住職の住み家の見解は」と。「もし、お寺じゃなかったら、様々な理由から、住むなら賃貸マンションを選ぶかな。福岡の某団地は『夜逃げ団地』と呼ばれている所が。ローンが払えず」と。

2021-06-25 22:00:15 | 法話

家を購入希望若者が「調べたんですが、20代、30代の持家比率が2000年には20%と29%が、2018年には46%と64%と。住宅ローン金利大幅値下げ、購入負担政策的軽減、夫婦共働き等が大きな要因と。世の中の景気の流れや、夫婦離婚のリスクを考えた時、一歩踏み出せずにいる自分が。住職のご意見を」と。

【追伸】
この若者に「あくまでも1例だよ。一般に年間返済額は、年収の25%以下が返済が楽、と。仮に年収400万とすると、25%なら100万。金利1%として35年返済で毎月約8万5千円。現在の給料、世相(国の経済)の条件が、35年間維持されれば、の話だが。同じ様な相談を檀家息子から15年前に受けて『現在日本には空き家が800万戸もある。わが寺の老宮大工が言ってたが、500万も出せば、当時5000万(土地代別、家だけの値段)で建てられた家が探せば手に入る。昔は使われている木材が上等だから、築50年でも、まだ100年は持つ家が数多に。改築費に1000万費やしても、1500万で手に入る、と。が、その檀家の若者は3000万の新築の家を。15年経った今『住職の助言を聞いておれば、もう、ローンが終わってたのに。この前、外壁の塗り替えで多額の費用が』と嘆いていたよ。まあ、これも何かの参考に」と、この読者若者に。








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