読者が「住職は法話はどこで考えるの」と。「中国北宋時代の学者、欧陽脩(おうようしゅう)さんが『三上』といって『アイデアの浮かぶ場所は生活の中にある3つ(馬上、便所、風呂)の場所』と。拙僧も、車、電車、トイレ、風呂、寝床、で法話が浮かぶ事が。三上は、景色変動、集中、リラックスの場所にて」と。
【追伸】
その読者に「特に、電車、車など、移動中には、人以外にも、あらゆるものを観察する時間がもらえるからね。常にアンテナを立てておくと『ほお〜』と思える状況が数多目に入ってくる。トイレや風呂など、個室の空間で出来る事は、といえば、自分を振り返る事かな。但し、残念な事に拙僧は、風呂は烏の行水、便所は快便、長居をしないんだよな。だから、法話のネタが思い浮かぶは、車の中が最も多い。寝床においても、1日をゆっくり整理出来る時間をもらえるからね。拙僧は結構、夢の中で法話のネタが出来る事が多いかな。目覚めた時に覚えていたら即、メモに取ってるよ。経験してきた事しか、夢には出てこないもんね。夢は過去の振り返りの場、かな」と。
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