1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2207話目】拙僧の妻は若い頃(21歳で結婚)、少しの血でも「ヒエ〜」と。が、嫌々ながら拙僧と、プロレス、ボクシング、仁義なき戦いを見ている内に、今では「気合が足らん」と応援しながら格闘技観戦を。

2021-07-01 09:21:58 | 法話

息子が「父さんと母さんは、似た者夫婦だよね」と。「そうなったんだよ」「どういう事」と。「母さんは若い頃は、非常にのんびり屋さんで、父さんは極端に気が短く、全てにおいて、即行動タイプ。折り合う内にいつしかね」「僕の知る両親の印象は、人に自論を押し付けず、仕事が早く、穏やか、滑稽、だもんね」と。

【追伸】
拙僧、息子に「人間は皆、自分の都合で動く。人間社会(関係)は全てが奪い合い。時間も、お金も、主張も。思えば、割り切れん物ばかり。この割り切れん物を無理矢理に割り切って、わが心と折り合いを付けるが、人間関係。折り合いを付けている内に、母さんは父さんに似てきて、父さんは母さんに似てきて、今では、似た者夫婦に。数年じゃ、こうはならんよ」と。








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