1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【2208話目】人間は、交友関係を見ても、今の自分の力量がわかる。喧嘩相手を見ても、今の自分の力量が計れる。同レベルの者同士しか友人にもなれんし、喧嘩も出来ん。レベルが上だと、会話が噛み合わんから。

2021-07-02 13:13:35 | 法話

40代読者が「入社すぐの頃、部長から『俺と喧嘩が出来る位置まで上って来い』と。初め、その意味が。が、仕事をしている内に、喧嘩は同じレベルの者同士でしか発生しないを。レベルが下なら上に太刀打ち出来んし、上なら下を相手にしない。対等に話がしたいなら、その位置に上るしか。今、私はそれを部下に」と。

【追伸】
この40代読者が「その時、その部長から『喧嘩相手で自分の今現在の力量が計れる。言われている事が理解出来ねば、相手に反論も出来んし、言われている事が幼稚なら、相手にする気にもならん。ボクシング、柔道、相撲、陸上、水泳など、スポーツ全般、同レベルの者同士が試合をしてるだろ。学力においても、高校、大学と、同じレベルの者同士が競い合って入試を』と。この言葉で、努力というものの、大事さを知りました」と。

【追伸】
今日から盂蘭盆ですね。先祖の供養とは、受けた恩を忘れない為にするもの。お墓や納骨堂は、要らない物を捨てている場所ではございません。いずれは自分もそこの住人に。投稿写真は、盂蘭盆ご精霊供養の為のわが寺の本堂内陣。










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