【2198話目】檀家爺様(他界)は、大手役員だった人で、よくこんな事を。「企画書は頭の柔らかい若手に考えさせた。わしらが理解出来ない斬新な企画でも『よし。責任は私が取る』と。それが私の仕事だった」と。
一流企業勤務読者若者が「会社役員、各部上司には、誰でも知っている様な、誰でも思い付く様な常識、正論を振りかざし、新発想を潰しにくる輩が。どうよ、住職」と。「拙僧に何を言わせたいんかい」「確かめたいだけ」「じゃ、言うよ。常識、正論を主とする者に大成者はいない」「その言葉です。よし、やるか」と。
【追伸】
日本社会は昨今「イノベーション(新しい発想)、イノベーション」と言う割には、凝り固まった自論(狭い狭い自分の知識、経験な中だけでの思考)を押し付け、他者の意見に耳を貸さない者が。ベンチャー企業が起業後、4年以内に、95%が潰れるは、これも要因の1つかと。
この様な問い合わせが来る事について、檀家さんが「こんな質問は、ツイッター法話にメールで来るの、それとも、他者に見られない様に、ダイレクトメールで来るの」と。「両方とも違う。お寺に直接電話を掛けてこらっしゃる。どうにかして調べるんだろうね。あるいは、お寺に直接足を運んで来らっしゃる。SNS内のメールやダイレクトメールは、どこから何が漏れるかわからんから、大事な要件の時には、SNS、メールは使用しないと、その人達は言ってたよ。それと、口約束が出来ない(信用出来ない人)様な人とは、仕事はしない、と」と。
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