昨日、1歳の子供を持つ父親(拙僧の法話読者)から「住職さん。妻からダメ出し(日常生活全般)ばかり。自分の気分次第で、時には理不尽な文句も。それで先日、喧嘩に」と。「大局的に見てごらん。今、何をやるべきかが、わかるから。赤子が生きる為に必要なのは、母親だろ。父親じゃない。小学生までは、帰宅の時「お父さん、ただいま」と帰ってくる子供はいないでしょ。ほとんどが「お母さん、どこにいるの」だろ。そうしてみると、母親は大変だという事だよ。父親の役目は、お金(生活費)を運んで来る事と、子育て中の母親のサポートを、文句を言わずに徹する事。父親は、母親のストレス軽減(文句を黙って受け止める事も、母親のストレス軽減)に努めるのみ」「なんか、父親って、寂しいですね」「そんな事はないよ。父親が必要になるは、子供が成長してからだよ。役目は必ず回ってくるから、それまでは、奥さんの支えを。拙僧もそうしてきたし、世のお父さん達は皆、これを経験。君だけじゃないよ」と。
【追伸】学校保護者会講演の時や、子育て相談を受けた時には、必ず拙僧「子供は親の所有物ではない。1人の人格者として対応を。子供は親が育てただけしか、育ってない。親が作った家庭環境の中で、その親が育てる。親に似た子供が育つ確率が高いは、当然の事にて。ここを肝に銘じて子育てを」と。
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