1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 この時期、合格祈願に何十万人も太宰府天満宮さんに。道真公も大変。依怙贔屓出来ないから、努力に応じた功徳を授けるしか。

2022-02-19 07:09:56 | 法話
読者女性が「住職は占いをどう思われますか」と。「占師さんに『よく当たる様に』と過去、祈願を依頼された事が3度あったかな。占いは勉強不足で拙僧、何とも言えないが、脅し言葉を発する占師さんは、あまり好きではないが、努力するように導く占師さんは、やる気と元気を与えてくれるので存在価値ありかな」と。

【追伸】
この女性読者が「もう少し、わかりやすく」と。「拙僧ら、信仰の世界でもそうだが、脅すというやり方は、人に悪影響しか与えないよね。『改名しなきゃ、ご祈願しなきゃ、先祖の供養をしなきゃ、死ぬぞ、事故に遭うぞ、病気になるぞ』と。何の根拠があって、そう言ってるのかわからんが。改名しただけで、祈願しただけで、人生開けるなら、こんな簡単な事はない。本当にそれで道が開けるなら、人間、誰も努力などしなくなる。占師さんにしても、住職さん、僧侶さん、拝み屋さんにしても、言葉の端々に『脅し文句』が含まれていたら、あまり近寄らん方が賢明かな。『占い、祈願』は、免疫を向上させるが役目。人はその後押しを頂いて、心を落ち着かせ、自らが心を奮い立たせ、努力をしていく事で道を開いていく、と考える方が間違いないかな。因みに、こんな後押しも。拙僧が大学生の頃、後輩と三社参りに。その後輩が三社ともおみくじが、大凶。他の後輩が「お前、人生終わったな」と言うと「馬鹿言え。これ以上、落ちんわい」と。その後40年、風の便りでは、ずっと順調だったと。言葉とは裏腹に、結構、大凶を3度連続で引いた時は、顔が引き攣ってたんだが。恐らく、相当に努力をしたんだろうね。





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