灯りをつけましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人囃子に囃されて
今日は楽しいひな祭り
各地でお雛様展が催されている様子で、伊勢市二見町も町興しイベントで
商店街の店先にお雛様が飾れれているそうです。わたしの地区でも、資料館
で昔のお雛様展をしています。名古屋の徳川美術館のお雛様は見事なもの
とか、テレビでも紹介されます。
今日の早朝のテレビで、お雛様の作製を映していました。お雛様は子どもを
守るといった神懸かりのようなもので、顔そのものはあまり男女差が無い。
(仏像も男女の顔は判明しにくいそう)
一体のお雛様を作るまでの工程は何百とあり、頭の部分も顔を描く人、髪
を結いあげる人、(絹糸を黒く染めおすべらかしにつくる)、胴体を作る人と
作る過程で細やかな作り手の技量が出るわけです。
胴体の部分で特に気品を出すには着物を着せてから腕の曲げ方一つにある
とのこと、女雛の口元も紅の描き方で微笑となるなど、ただ漫然ときれいだと
見ていたお雛様も一体一体こうした過程を経て作られていることを知り、これ
からはじっくりと見たいものです。