夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

秋葉原事件に思う

2008-06-12 21:06:02 | Weblog

   東京秋葉原といえば家電商品の街として、日本全国、アジアの国々からも
    集まるところです。日曜日の歩行者天国の日の事件でした。

   わずか5,6分の間にトラックを乗りつけ、ひき殺し、またトラックを降りては
    ナイフで刺し殺すという、衝動・無差別・猟奇的殺傷事件に震撼せざるを得ま
    せんでした。人間でない悪魔の仕業と言うよりほかありません。全く防ぎようの
    無い一瞬の出来事でした。7人が殺害され、10数名が重症と、許しがたき
    事件でした。   

       かつて大阪教育大付属池田小児童8人を殺害した事件、神戸で校門前
    に惨殺した頭部をおいた酒鬼薔薇事件と共に、人間とも思えない凶悪な事件
    でした。

   容疑者の彼らには、「誰でも良かった。人を殺したかった。」また自分が人を
    殺傷したことを、何かのせいにする 、そしてまた社会精神異常(心身喪失・
    心身衰弱として、裁判を遅らせています。人権派?の弁護士など、「死刑」
    廃止を唱えてもいますが、実際には池田小事件の犯人は死刑が執行されま
    した。

   神戸の事件少年であり、10年を経た今、釈放されているのではないで
    しょうか。

   こうした事件を起す背景を、生い立ち、学校でのいじめ、社会で受け入
  れら れない劣等感、自分への嫌悪感と探りますが、だれにもこうした苦労、
  挫折 は伴うものです。自己抑制が無いからすぐ切れる。そして何かに当た
  る。 結果が無差別殺人を引き起こしたり、弱い物は自殺へといくのでしょう。

   世の中のあちらこちらに、このような人がいるかと思うだに恐ろしさに身震い
   がします。

   小さい頃の育ち方は大いに関係するでしょう。自分が出来ないのを人のせい
   にしないで、努力するより他ないわけです己を知って対処していく智恵を身に
   つけることも大事です。