千葉の香取神宮・大阪の住吉大社と並んで日本三大御田植祭の一つ伊勢
皇大神宮の別宮伊雑宮(いざわのみや)御田植祭が6月24日に行なわれます。
室町時代から続き、今では国の重要無形民俗文化財(平成2年指定)となって
います。
そのお田植神事の当番は磯部町の各区が当番制で役割を負うことになって
います。今年はわが区が7年目の廻りで当番区となり、一ヶ月あまり練習に励ん
できました。
役割としては笛・太鼓・大鼓・小鼓・ささら・謡い・早乙女・立ち人など20名
余ですが、立ち人(たちど)以外は殆ど小学生や中学生で、太鼓の童女
(大抵は男子)は小学2~4年生です。
教える方は町内で代々受け継がれての伝統継承者で、、師匠となっている
方です。衣装や化粧も古代のしきたりを守って受け継がれています。
今日は24日に向けてのおおならし行事で全く当日と同様に、地区内
にて行事を行なう日です。あいにくの雨降りとなり、外で行なうことができず、
区の大広間ですべて行ないました。
勢ぞろいして神田へ
神田の周りを廻る
ささらと呼ばれる鳥追いの童子(前方の二人)
わずかの期間に子ども達、よく覚えたものだと、感心させられます。今
の子ども達は音感・リズム感など良いから、覚えるのも早いのでしょう。
当日は田植えを終え、伊雑宮へ報告のため田を引き挙げ、道中を踊りこみ
と言う練り歩きが2時間ほど繰り広げられ、沿道を沸きあがらせます。
おおならしの今日は雨で外での踊りこみも出来なかったですが、24日は
お天気になることを願います。・・・・雨でも延期はない行事です。
濃霧に覆われた我が家の前(今朝7時)