台風12号がもたらした豪雨は、奈良、和歌山、三重県の一部に目も覆う
ような惨事を見せ付けられました。
那智勝浦と言えば熊野古道のお膝元で、熊野三山の一つ那智大社を持
ち、西国三十三箇所の1番札所青岸渡寺やそばにある、落差130Mはあろ
うと言う那智の滝は日本1と言われています。
その那智勝浦町での豪雨による土砂崩れや川の増水で家を流され死者、
行方不明者を出しています。
叉奈良の十津川では川の氾濫により町ごと泥水の中に埋っていると言う
様子です。十津川地区は昔も(明治時代)水没で多くの家や人がなくなり
村中で北海道へと渡り、北海道に新十津川村を作ったことがあります。
このことは川村たかし氏の「新十津川物語 全10巻」に記述されていて
全部読んだ事があります。確かドラマ化もされたと思います。
あらすじは・・・ 奈良県十津川村で大水害(明治22(1889)年8月)
に遭って、故郷を離れ、 北海道開拓の先駆者となった人々と、その
子孫を描く。
父(津田荘一郎)と母(むめ)を、一瞬にして失った九歳のフキが、
姉(たつの)と別れ、後には兄(照吉)にも見すてられて、 健気に極寒の
北海道で暮らして いく。 過酷な運命を背負いながらも、前向きに生きて
いく主人公のフキの姿勢に、心が痛むんだことがあります。
北海道新十津川村
100年以上も前のことですが、事実でしたから、やはり何時かは起こりう
ることだったのでしょう。
水の怖さを知らされた12号台風でした。
整形外科へ
もう一度レントゲンを撮りました。足の甲が腫れて色も黒くなっています
が、内出血のためと言うことでした。折れただけでなく付き指状態だったの
でしょう。まだ引きずっての歩行です。