「何故山に登るのか」の問いに「そこに山があるから。」と言ったのはイギ
リスの登山家だと聞いたことがあります。
4月、5月の連休になると多くのアルピニストが山へと、足を運びます。先日
も白馬や奥穂高で多くの遭難者が出ました。軽装備で低体温による死亡と報
道していました。荘厳に見える山も一転すると吹雪き雪崩と牙を剥き、甘く見る
と死に至ります。
かれこれ40年あまり経ちますが、私の従弟(先日100歳で亡くなった叔母
の4男)は、5月の連休に西穂高でロッククライミング中300Mを滑落していま
す。単独ではなくパーティーを組んでの山登りでした。大学を出てまもなくの頃
で岩登りが専門だったとか・・・・海外(スイス・ボルネオ等)の山登りをするた
めに・・・・
従弟のお墓は山の形をした墓碑が立っています。
西穂高
上高地から見る穂高連峰は本当に「そこに山があるから・・・」と言いたくな
る気持ちになりますが・・・・
かつて井上靖の名作に「氷壁」がありますが、これは前穂高の東壁でザイル
が切れるという事件の発端でした。
わたしの戦死した兄(大正5年 生)も学生時代山岳部で白山へ登ったり
していたと母から聞きましたが、ダムの設計技師でしたから、多分仕事上の
登山だったようです。