今日は成人の日ですが、一日早く昨日成人式が行なわれている所もあり、
我が市でも昨日スペイン村で行なわれたようです。全部で500人ほどだそうで
すから少子化時代でかなり少ないようです。
各地の成人式の様子が報道されますがこの日のために皆さん振袖、羽織り
袴(男子)での盛装での参加で両親もそのために協力です。
成人式についてはモラルの問題でさまざま各地で取り沙汰されていますが、
それも時代でしょう。昔人間のわたし達には感嘆のみです。
振り返って、わたしが成人式の頃(昭和30年)は、やっと戦後成人式が行な
われ始めてまもなくのころでした。半世紀以上も前です。今思うと今の成人式を
迎えた人たちにとっての58年前と言えば、本当に昔々です。わたしの当時から
見ての58年前なんて、明治時代です。想像だにできないです。おそらく女性は
桃割れ(未婚女性の髪型)、丸髷(既婚女性)時代だったでしょう。
ですからわたし達の時代はもんぺこそ穿いていないが普段着そのままでした。
土地の神社で御払いを受け記念撮影しただけでした。大学・高校にさえ行かない
人が殆どでしたから、みんな職を持っていました。
半世紀の時代の趨勢は全てに様相を変え、世界に誇れる文化をも形成
です。
後どれだけ生きられるか、限られた残生ですが、過ぎ越し人生が良かっ
たか、の答えはどんな死を迎えるかに至るまで分かりません。
しかし生きている限り、今日一日が良かったと思うことで生命を大事に
とは思います。
今日は午後6時からTさんのお姉さんの通夜に参列です。朝から雨
の一日です。涙雨でしょう。