昭和30年代から「ヌーベルバーグ」(新しい波)として映画界に登場した
大島 渚監督が昨日亡くなられたとの報道でした。20年近く脳梗塞などの
病に冒され、夫人の女優小山明子さんもその介護に一時は自身も幾度か
うつ病になったりしてのご苦労をされたとのことです。
度々テレビでも闘病生活は報道されていましたが・・・・・最後は要介護5
の段階で自分では何も出来ずのようでした。明子夫人は「やるだけの介護
はしましたから、悔いはありません。」との言葉で女優として、亡くなられたの
を看取るや舞台が待っており気丈に舞台出演も終えての記者会見でした。
大島監督は80歳、わたし達とはほぼ同世代ですが、残念ながら大島作品
は観ていません。わたしの育った時代は映画は黒澤 明、小津安二郎、木下
恵介、今井 正作品が多く、その後は山田洋次、伊丹十三氏などの作品で
あまり激しい作品は敬遠していました。ヒューマニズムを描いてもまた質の違
いがあったのでしょう。
しかし今また大島氏の作品も観てみたい気もします。何れテレビででも放映
される機があればですが・・・・ビデオを借りてまでは??
カンヌの映画祭での受賞もありやはり巨匠と言われる監督だったのでしょう。
今日は長寿社会大8期(やしま会)の新年会で阿児町の「みやま亭」へ
集まり昼食と歓談でした。
いつか多胡 輝氏が高齢者に「きょういく・きょうよう」をと言われました。
「きょういく」は、 今日行くところがある。
「きょうよう」は、 今日なす用がある。 と・・・・・
ボケないためにと言うことで、今日集まった仲間はみんなその実行者
だとみんなして笑いました。