夕映えに

陽が落ちるまで輝きたい、くさぐさの記録(日々の出来事、読書、スポーツ、友だち)

「一期一会」のおもてなし  

2013-11-24 19:41:26 | Weblog

  今日は二つの展覧会を見るために家を出ました。阿児町の友と阿児アリーナ
で待ち合わせがしてあり、先ずは、退職教員教員鳥羽志摩地区による展覧会
を見ました。絵画、書、陶芸、カメラ生け花、手芸品など力作を見せていただき
ました。現職時代からされていた人はもちろん、退職後に作品制作に取り組ま
れた方もあり、行く度にいつも感心させられます。

  ロビーの一角で、茶道裏千家淡交会青年部(50歳以上)の地域研修活動
の一環として南勢地区の会員の方々による市民呈茶会が行なわれていて、
「お茶をどうぞ」と言うことでした。また別室では自分で茶を立てたり、茶花の生
け方なども指導するコーナーも設けられていて参加しました。

 お茶は全くの「おもてなし」です。茶菓子は松坂の銘菓を使用され目の前で
野点のお点前をされていました、全員和装で男性は袴の着用でした。
 会場には野点傘も置かれその下には「一期一会」の書が見られました。
          
            

  「一期一会」はとは茶道におけるお茶会の心得です。
茶道で、客との出会いは一度限りのものであると考え、心をこめてもてなす
ようにと教える心得と言うことです。
         

 お茶、お菓子を頂いた後、茶花や お茶立ての用意をされた部屋に入り、盆立
てをしたり茶花を生けたりしました。秋の生花が用意されていて、わたしは紅葉
樹の一枝と椿一輪を備前焼きの花器に活けました。

  帰りにはわが町の「清崎アトリエ」で行なわれている「アトリエ展」ー清崎先生
の門下10人ほどによる作品展ーへと、ここも絵を描いて何年も経たれた方達
ですから、力作揃いでした。
    

  今日は茶道、美術の文化に触れた良い一日でした