正月以来好天気続きですが、今日は暦では小寒の入り、いよいよ本格的
な冬将軍の到来かと思うと体の動きが鈍くなります。齢のせいもあります。
子どもや若い人のように外に出て寒さを吹っ飛ばすぐらいでなければならな
いのですが・・・・寒さに弱いわたしですが、冬は嫌いではないのです。
木立は枯れても新しい芽をしっかりつけ春に咲く花への栄養を蓄えている
のです。嫌いな爬虫類は土の中ですからこれはありがたいです。
春への準備と冬を受け入れて暮らします。
冬が来ると思い浮かべるのが高村光太郎の詩です。
冬が来た
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹(いちょう)の木も箒になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人に嫌がられる冬
草木に背かれ 虫類に逃げられる冬が来た
冬よ来い
僕に来い 僕に来い
僕は冬の力 冬は僕の餌食だ
しみ透れ つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た
高等学校の教科書に出ていたと思います。
ライブラリーへ 借本
潮鳴り 葉室 麟 著
海辺のカフカ 上下 村上 春樹 著
昭和史裁判 半藤 一利 加藤 陽子著