今日のシネマ
2007年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆
舞台、映画と幅広く活躍する鬼才ジュリー・テイモア監督が、全編ビートルズのヒットナンバーで綴る異色のミュージカル青春ストーリー。 ベトナム戦争が影を落とす60年代のニューヨークを舞台に、 イギリスからやって来た青年とアメリカの若者たちが繰り広げる恋と友情を独創的なヴィジュアル表現で描き出す。 1960年代、イギリス・リバプールの造船所で働くジュード。 まだ見ぬ父に会うためアメリカへと渡った彼は、そこで学生のマックスと知合う。 その後、彼の妹ルーシーと出会い、心惹かれるジュード。 やがて、ジュードはマックスと共にニューヨークへと向かい、歌手のセディが住むアパートに転がり込み、刺激的な共同生活をスタートさせるが…。(TSUTAYAより) |
ビートルズの曲を33曲使って作り上げているのですが ミュージカル・・・とは言えないような気がします。
歌って踊る 普通の(?) ミュージカルを求めてる人には向かないかもしれないし
逆に、普通のミュージカルが苦手って人でもこれは大丈夫だと思います。
ビートルズの有名な曲がバンバン出てきます。
特にビートルズファンではないわ、って人でも
それがストーリーとすごーく合っていて 引き込まれます。
それに、日本語訳を読みながら へぇ~ この曲ってそういうことを歌ってたんだー
って新たな発見があり、それが一番楽しかったかも。
歌う人が違うと全く違う世界が広がって
私はそれまでよりも 尚更ビートルズの曲が好きになりました。
また俳優さんたちの歌の上手なこと!!
今までいろんな映画で感じてきたけれど 外国のスターさんたちは 本当に歌がうまい!
見終わってから 音楽が頭の中をグルグル回り、曲を口ずさんでる自分がいました。
ただし・・・・・映像はかなりクセがあります。
なんじゃコリャ~! の抽象表現が苦手な人は ちょっと引いちゃうシーンとかも。
私は全然OKですけどね。
主人公の名前が ジュード と ルーシーってのも まんまやねん。
ビートルズマニアだけに理解できるシーンがたくさん盛り込まれてたみたいで
それがわかれば何倍も楽しめただろうなぁ って思いました。
ジュード役は ジム・スタージェス 。
ルーシーには エヴァン・レイチェル・ウッド 。
ビートルズファンでまだ未見の方は 必見ですよぉー!