今日のシネマ
1998年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れますヨン◆
ピューリッツァ賞を受賞したジャーナリスト、アナ・クィンドレンの小説をもとに描いた家族ドラマ。
ある母娘の関係を軸に、家族の在り方や夫婦の絆、そして女の生き方を綴る。
大都会ニューヨークで、ジャーナリストとして精力的な毎日を送るエレン。
母が病に倒れたと聞いた彼女は、キャリアを中断して帰郷する。
女同士でありながら、自分とまったく違う平凡な人生を歩んできた母。
そんな彼女ををあらためて直視したエレンは、やがて母に対する認識を変えてゆく。 (TSUTAYAより)
母は強し。 母は優し。
母、父、娘・・・・誰の目線でこの映画を見るかによって 感想が変わってくるかもしれないけれど
私はこれに関しては とても冷静に全ての立場で最後まで観ることができました。
母の生き方に素直に共感できなかった娘が 病に侵された母の介護をしながら
母を心の底から尊敬できるようになっていく姿。
それとは逆に 尊敬していた大学教授の父に対して 少しずつ出てくる不信感と確執。
娘であり母でもある私は 二人の母娘にイチイチ感情移入しながら 物語を追ってました。
家族って とても小さい社会なんだけど すごくいろんなものが詰まっていて
自分を成長させてくれる一番身近な場所なんだよね。
母役の メリル・ストリープ は もう説明する必要がないほど素晴らしかった。
私も一年くらい娘になってみたい。 (笑)
レニー・ゼルウィガー の娘役もgood!
父親は ウィリアム・ハート 。
家族が心の底から向き合えた理由が 愛する人の不治の病・・・
ていうのがとても悲しい。
でも 現実ってそういうものなのかもしれないな、って 心の底で頷いてる自分がいた。
いい映画でした。