客観視

 

２月なのに我が家のリビングにはブーゲンビリアが咲いてます。

この必至感がなんともいえない。

 

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さて、話は変わりますが、昨日、ある勉強会に参加してきました。

テーマは　『発達障害と思春期』

この中で、とても興味深く、思わず大きく頷いてしまう項目がありました。

 

「メタ認知の獲得」

 

まず、自己認知とは自分自身の感情や行動など内的な状態がわかることを言いますが

そこには他者から自分がどのように見られているか、という認知も影響を与えているわけです。

ところが、我が子を含む、自閉症スペクトラムでは、他者からの視点を意識できないことが多い。

他者からの視点を取り込めないことにより、「メタ認知」（自分を客観視し制御する）の機能が獲得しにくい。

つまり、自己認知の中に「他者から見た自分」がない、ってことなのですよね。

 

うちの二男は、どうも　〝恥ずかしい"　という感覚が変なんです。

一般的に恥ずかしいと思えることに対しては全然平気で、

何でそんなの気にするの？　ってことに恥ずかしがったりする・・・

彼はメタ認知機能が全く働いてないわけじゃないんだけれど

きっとちょっとズレているんだろうな。

私の飽和気味のメタ認知を分けてあげられたらいいのに。

 

それから講師の先生が今どきの大学生についても色々言ってましたね。

我慢が足りない、自分本位、勉強しない。

就職がなかなか決まらないのは不況のせいじゃなくて

企業に見合った人材じゃないからっていう方が大きい、とも。

とにかく働く免疫を付けた方がいいみたいです。

「今すぐアルバイトをしなさい」ってしきりに言ってました。

 

結局、メタ認知にしてもそうだけど

発達障害と健常の線引きって何なんだろう。

きれいごとばかりを言う識者は

「そもそも線引きしようとするのが間違っている」なんて言うけれど

それをすることでやっと周りが気にしてくれているのも事実。

 

・・・何を言いたいのかわからなくなりました。

こんな不分明な終わり方ですみません。

２０年近く育ててきても　まだまだ我が子ながら宇宙人みたいに感じることがあって・・・

実に果てしない世界です。