荻原浩 著。
お父さん、お母さん、娘、息子、おばあちゃん。
どこにでもいるごく普通の家族。
それぞれ抱えている悩みも特別なものじゃない。
そんな一家がお父さんの転勤で田舎の古民家にやってきて
そこに住む 〝座敷わらし" と関わりながら優しさや絆を取り戻していく、
という、これまた良くあるストーリー。
ただ、座敷わらしは珍しいか。
最初はちょっと退屈で パパが挫折したのもわかる気がした。
妹に「後半から面白くなるから」と言われ頑張って下巻へ。
うんうん、そうだね、後半はどんどんページが進みました。
ラストが良かった。
続編があればいいのに。
でも、そうすると「テルマエ・ロマエ」みたいになって、全然世界観が違っちゃうかな・・・