今日のシネマ
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すっごい体験しました・・・・
これは今までになかった映画です。
パパと二人で観たのですが、家に帰ってからもまだ頭がボーっと、というかフラフラというか
ようするに乗り物酔いの状態が続いちゃいました。
「キャプテンフィリップス」で船酔いし、今度は宇宙酔い・・
最近、酔ってばかりです・・
この映画も「キャプテン・・・」同様、余計な描写が一切ありません。
登場人物はメディカルエンジニア、ライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)とベテラン宇宙飛行士のマット(ジョージ・クルーニー)のみ。
彼らをとりまく家族とか友人とか、航空宇宙局の様子とか、そういう“地上部分での説明の映像”が全くない。
だから観客は最初から最後まで、主人公ライアンに寄りそうしかなく、
彼女が宇宙で経験する恐怖と絶望から離れることができないのです。
「無重力」という特殊な状態を 地球にいながらこんな風に疑似体験できる映画は他にはないでしょう。
物を“掴む”という動作がこんなに大変だったなんて・・・
ちょっとぶつかっただけで あんなにクルクル回っちゃうなんて・・・
日常のあらゆる物が凶器になりえるなんて・・・
しかし、この映画は恐怖ばかりでなく 宇宙の美しさも存分に見せてくれます。
宇宙から見る地球は言葉を失うほど素晴らしい。
これだけでも観る価値があります。
これは是非是非IMAXで観て欲しいし、いつもは敬遠する3Dも今回ばかりははずせません。
本当に、自分が宇宙にいる感覚を味わいました。
とにかく、お薦めの映画です。
こんな体験はなかなかできるものじゃありません。
是非是非、「感じて」 欲しい!
・・ただし、体調が良い時に。 何かを食べながらは×ですヨ。
ライアンが流した涙が球体になってふわふわ漂うシーン・・・
なんかすごく心に残りました。