今日のシネマ
2014年 日本
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脚本家を目指してシナリオスクールに通う対照的な男女を主人公に、
いつまでも夢と現実の折り合いをつけられずに もがき続ける不器用な姿を厳しくも温かな眼差しで描くヒューマン・ラブコメディ。
学生時代から脚本家を夢見て、ばしゃ馬のように頑張り続けるも、一向に芽の出る気配のない馬淵みち代。
彼女はある日、友人のマツモトキヨコを誘ってシナリオスクールへ通うことに。
するとそこで、自信過剰でビッグマウスな、自称「もうすぐ天才脚本家」の年下男、天童義美と出会う。
自分とは真逆の天童に反感を覚え、毛嫌いする馬淵だったが・・・。(TSUTAYAより)
DVDにて鑑賞。
夢なんてそう簡単に叶うもんじゃない、という現実をストレートに見せてくれます。
『ヒューマン・ラブコメディ』 とありますが、コメディ色は薄く
どちらかというと、これでもか!これでもか!と打ちのめされる感じ。
その雰囲気を救ってくれたのが 天童義美役の 関ジャニ安田君!
いや~ いいね、この子!(上から目線やめなさい)
これから彼を見る目が違ってくると思います。
主人公の 独身女 みち代役、麻生久美子 もこういうのが似合う。
スッピンに近いのにきれい~~
そして、岡田君!
この人はどんな役をやらせてもウマいですね~
役者を目指しながらも 今は介護施設で働くみち代の元カレ。
彼も夢を諦めた一人。
心の中で燻りを押さえ込んで日々を生きる男をうまく表現していました。
花子とアン の 宇田川先生 も出てましたよ。
ハラハラドキドキを大画面で観た後に(ザ・ウォーク)
こういう人間臭い映画を家でじっくり観ると
日本映画の良さを強く感じますね。
夢は持った方がいい。
それは生きる糧になるから。
でも、それが叶わなくて辛くなったら
「私、頑張った」
って心の底から思えた瞬間をゴールにしてもいいんだね。