今日のシネマ
2015年 アメリカ
ピクサー大好きなので楽しみにしてました。
ほんとは劇場で観たかったな。
11歳のライリーの5つの感情(ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリ)が
頭の中で繰り広げる冒険物語。
まさに、インサイドヘッドですね。
最初、「カナシミ」 の言動にずっとイライラしてたんだけど、
後半は彼女(?)の存在価値みたいなものがよく描かれていて、前半の自分を恥じました。
私だって 「カナシミ」 にはたくさんお世話になっているものね。
「カナシミ」 がいなかったら きっと 「ヨロコビ」 の意味まで変わってしまうかもしれない。
原題の 「Inside out」 は そういう 「喜びと悲しみは表裏一体」 ということを表現しているんでしょうね。
5つのキャラクターの楽しさに加えて
男女の脳の違いとか、記憶がどうやって作られ消えていくのか、など
けっこう大人が見ても興味深いシーンがありました。
もし、日常ですっごくムカついたことがあった時、
「あ、今、私の脳の中で ”イカリ” がスィッチ触ってるな」
って思えたら、少しはクールダウンできるかしら。
・・・いやいや、それができるんだったら イカリの仕事、無くなるって。