やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

我が家の節分

2016年02月04日 | 日記(息子・小4)

昨日の豆まきで、庭に散らばった豆を掃除してきました。

暦の上では、今日から春。

・・・とはいえ、まだまだ寒さが厳しいですね。

 

節分といえば豆まきで、息子も、幼稚園や小学校で何度も鬼の面を作ってきました。

さすがに、高学年となった今年は作らなかったようです。

 

去年、息子が作ったお面

 

住宅地には子どもがたくさん住んでいるにもかかわらず、豆まきの声が聞こえてこなかったように思います。

そういう我が家も、年々縮小傾向で、

「鬼は~外!」と、外に豆をまいたのは、ほんのちょっぴりだけでした。

 

昨年は私が鬼だったので、今年は父親が鬼役に。

豆に付いてくるお面から、息子は、父親が好きな緑色の鬼を選びました。

「豆をまいたら、鬼が入ってこないように、すぐにドアを閉めるんやで!」

と、息子に言っていたら、大慌てで豆を投げつけ、すぐさまドアを閉め、鍵までかけてしまいました。

お父ちゃん、しばし閉め出しです。。。

 

恵方巻を食べた後に数え年分の豆を食べたので、結構きついですね。

炒った大豆の香ばしい香りに、食べ始めはすごくおいしく感じたのですが、お腹がいっぱいな上にだんだん飽きてきて、

年をとったもんだな~、と、しみじみ思うことになりました。

 

 息子の豆の少ないこと!

 

豆まきして魔を滅し、数え年の数だけ豆を食べて健康を願い、願い事をしながら恵方巻を食べる。

なんともいいことありそうな・・・。

 

もちろん、イワシも食べました。

息子も主人も焼いたイワシの匂いと小骨が苦手で、今年はフライにしてみたのですが、やっぱり息子には不評でした。

来年は、生姜煮にしようかしら。

あんまり臭くなくなったら、厄除けの意味がなくなってしまいそうです。

 

これからは、少しずつ春が近付いてきますよ~!

 


2分の1成人式

2016年01月30日 | 日記(息子・小4)

29日は、参観日。

この日は、3~5時間目がフリー参観となっていて、息子達4年生は、5時間目に2分の1成人式を行うことになっていました。

子ども達は、この日に向かって、「10歳の想い」を書いた作文を書きあげていました。

将来の夢や、日頃感じていることを書こうというものです。

 

私も、とても楽しみにしていたのですが、その二日前に思いもよらず腰を痛めてしまい、立てるか?歩けるか・・・?

小学校まで歩いて10分もかからない距離なのですが、見に行くことが危ぶまれました。

 

そんな私を救ってくれたのが、友人のYちゃん。

時々、1年生の弟と一緒に、うちに遊びに来てくれる息子の同級生のお母さんでもあります。

私がぎっくり腰になってしまったと聞きつけた彼女は、

「もし、2分の1成人式だけでも見に行けそうだったら、学校まで車で送るよ。」と、メールをくれました。

 

学校にも、その周辺にも車を停めることが出来ません。

彼女は、私の家に車を置いたまま学校に行って3~4時間目を参観し、昼休みの間に私を車で学校まで連れて行ってくれ、自分はまた私の家に車を置いてから、5時間目の参観までに学校へと戻ってきました。

 

彼女のお陰で、息子の発表が終わるまで、ちょうどクラス34人の半分ぐらいの発表を参観することが出来ました。

前に出て、一人ずつ発表した作文は、どれも一生懸命考えて書き上げたものだと分かりました。

緊張しているのか、感極まったせいなのか、発表しながら泣き出してしまう子どもも何人もいました。

 

息子も、下書きの段階でかなり悩んでいたようです。

「夢」というものがまだよく分からず、「サッカーチームのサポーターになる」ということを書くことにして、先生から色々ご指導を受けていたそうです。

 

「ママ、楽しみにしてるよ。ビデオに撮って、お父ちゃんやばあばにも見せたろな。」

と、私が言うと、

「ビデオには撮らんといて。作文のこと、お父ちゃんやばあばには内緒にしといて。。。」

と言いながら、息子の目から涙がぽろぽろこぼれ落ちてきました。

 

「どうしたん? 自分の思ってるのと違う作文になった?」と、聞く私に、

「将来の夢とかって、何を書いたらいいのか分かれへん。ほんまは書くことがないねん。」

と、息子は言いました。

 

将来の夢・自分の気持ちという、見えないものを形にすることは、息子にとってとても難しいことのようです。

先生にご指導を受けながら書いてきた作文が、いつの間にか自分の思いではないような作文になってしまったのでしょうか。

 

「一生懸命考えて、分かれへんかったら分かれへんでもいいんやで。

〇〇の頭の中はサッカーでいっぱいやねんろ。そのまま書いたらいいやん。

サッカーが大好きで、サッカーのことをいっぱい知りたい。サッカーの試合を観たり、自分でもサッカーしたい。

それで、大人になったら、どんなことが出来るか分かれへんけど、やっぱりサッカーに関係のある仕事がやりたい。

〇〇がそう思うんやったら、そのまま書いてみたら。」

 

「うん、それやったら書けそう!」

息子はそう言って、先生からもう一度下書き用の原稿用紙をもらい、一から書き直しをしたようです。

 

みんなの発表を聞いていると、どうやら、作文の書き方に決まりがあるようでした。

将来の夢。

なぜ、そう思ったのか。

そのためにどんなことを努力しようと思うのか。

そして、感謝の気持ち。

 

なので、息子の発表だけが、

「僕は、将来の夢はまだ分かりません。」で、始まります。

「サッカーが大好きで、サッカーのことばっかり考えているので、大人になったらサッカーに関係する仕事をしたいです。」と。

息子が書き上げた「10歳の想い」は、もっとサッカーのことを知りたい、もっとサッカーがうまくなりたい…と、「サッカー大好き!」の気持ちがいっぱいに溢れていました。

 

また、父親がスマホで調べたサッカーの色んな情報を教えてくれることや、一緒にサッカーの試合を観たり、一緒にボールを蹴ったりしてくれることを書いて、

「こうして、サッカーのことばかり考えていられるのは、お父さんのおかげです。」

と、感謝の気持ちを書いていました。

 

私にとっては、「サッカーのことしか」関わろうとしない主人も、息子にとっては、「大好きなサッカーのことばかり」関わってくれる父親なんだなぁ…と、少し複雑、でも良かったなぁと思いました。

 

以前、サッカークラブに入ろうか迷っていた息子に、

「サッカーチームに入ったら、Jリーグの試合を観に行かれへんようになるぞ!」

と、言ってしまうような主人ですが、この息子の想いを話して、

「家族で、息子の頑張っているサッカーを応援してあげよう!」と、言うつもりです。

 

腰に負担がかからないように、財布すら持たずに来たので、ビデオカメラは持って来られませんでした。

息子にそのことを言うと、

「父ちゃんには、(作文のことを)ママから話しといて!」と、言っていたので、

自分でも納得のいく作文だったようです。

 

未来のこと、これまでのこと、一生懸命考えたこの数週間こそが、2分の1成人式。

大人への階段を昇る儀式だったのだと思います。

 

その集大成である発表の場に連れてきてくれたYちゃん、本当にありがとう。

嬉しくて、心強くて・・・

息子達に負けず、親業、これからも共に頑張っていこうね!

と思った一日でした。

 


迷子

2016年01月15日 | 日記(息子・小4)

昨日は、休みの多い月曜日と時間割が振り替えられ、小学校は5時間授業となりました。

高学年の子ども達にとっては、少し早く学校から帰って来られる嬉しい日。

 

「△△公園で◇◇と待ち合わせして、◇◇の家で遊んでくる~」

息子はそう言って、嬉しそうに出かけて行きました。

 

前回の待ち合わせは、場所は決めてきたけれど時間を決めていなくて、家と待ち合わせ場所を行ったり来たりしていました。

今回は、ばっちり時間も決めてきました。

 

「5時頃暗くなってくるから、それぐらいに帰ってくるんやで~」

そう言って、お茶やお菓子を持たせて送り出してから数時間後。

息子は、5時40分頃に帰ってきました。

 

帰ってくるなり、泣きそうな、ほっとした表情で私に抱きついてきました。

「やばかった!・・・迷子になってん!!」

「迷子? 道に迷ったん?」

「◇◇の家から『一人で帰れる』って言うて帰って来たんやけどな、分かれ道ばっかりあって、同じような家ばっかりでな、ぐるぐるぐるぐる自転車で走って、分かれへんようになってん!」と。

 

「住宅街、分かりにくいもんなぁ。よう帰って来れたなぁ・・・」

家から出てきた人がおってな、公園どこか聞いてん。その通り行ったら公園が見つかって、そっからは分かった!!」

「えらい! よう人に聞けた!! あ~、無事に帰って来れて、良かった良かった・・・」

そう言って、息子をぎゅ~っと抱きしめました。

 

その10分前に、ばあばから電話がかかってきて、息子がまだ帰っていないと話すとかなり心配していたので、息子に電話をかけさせました。

息子は、自分の迷子の冒険をもう一度待ち合わせから遡って、ばあばに一生懸命話していました。

 

話すことによって、息子の不安で怖かった体験がどんどん過去のものになっていくような気がします

人は、誰かに話を聞いてもらうことによって、物事を客観的にとらえ、より早く「過去の出来事」としてとらえることが出来るのでしょうか。

 

でも、誰にも話せないまま、胸の中から消えることのない問題だってあります

それは、いつ過去のものとなるのでしょうか。。。

 

多分、なかなか解けずに時間がかかる問題もあるということだと思います。

一生のうちに、話せる(分かってもらえると思う)人に出会えるかもしれないし、本や映画の世界の中で、

「ああ、そういうことだったんだ」と、腑に落ちる瞬間がくるのかもしれません。

また、人生の中で、過去の自分と向き合い話をする機会があるのかもしれません。

 

どんなに時間がかかったとしても、いつか、そういう難しい問題があったからこそ、

「こういう自分になれた!」

「こう思えるようになった!」

と、かっこいいセリフが言える自分になれたらなぁ・・・と願っています。

 


公園遊び

2016年01月10日 | 日記(息子・小4)

ここ最近、息子は、近所の友達と一緒に公園に遊びに行くようになりました。

 

家族と一緒に公園に行くことはよくあったのですが、友達同士でというのは、本当に最近のことです。

家から自転車で15分程のところにある公園で、学校区内なので、他にも同じ学校の子ども達がたくさん遊びに来ています。

いつもボールを持って出かけ、そこに集まった子ども達と一緒にサッカーをしているようです。

 

そして、いつも途中で一人だけ、しょんぼりしながら、時には泣きながら帰ってくるのです。

 

先日も、家に入ってくるなり、泣いて、叫んで、

「もう、2度と遊ぶもんか~っ!」

と、憤っていました。 

「バカにしやがって~っ!!」と。

 

「どうしたん?」と、聞くと、

「あのな、PKで外したらな、◇◇が『どんまい』って、バカにするねん!」と。。。

 

 「『どんまい』って言われたの? 失敗とかした時に、『気にすんな!』ってこととちがうん???」

「違~う! そういう時もあるけど、違う『どんまい』やねん!!

学校でな、おにご(鬼ごっこ)してて捕まった子が、◇◇に『どんまい』って 言われてすっごく怒ってた。

だから、絶対、バカにしてる言葉やねん!」

 

息子の怒りは、なかなかおさまりません。

 

「同じ言葉でも、言い方によっては、いい意味になったり悪い意味になったりするからねぇ。。。」

「そうやねん! それに、『どんまい』って言う前にな、『よっしゃ~!』って言うんやで。

こっちが失敗してるのに、ひどくない?

「『よっしゃ~!』って言うたん? ◇◇君と対決してたんやろ? 〇〇が外したら、『よっしゃ~!』って思うやん。

だって、日本代表が試合してて、相手がPK外したら、〇〇は、『よっしゃ~!』って思えへん?」

 

私がそう聞くと、息子は、ちょっと考えて、

「それは、思うけど・・・」と、言いました。

「『よっしゃ~!』って思った後に、相手に対しては、『どんまい』っていうの、もしかしたら、◇◇君のサッカークラブでは、よく言う言い方なんかもしれへんで。」

 

「でも・・・、でもな、前にPK対決した時も、こっちが勝ちそうになったら、

『〇〇が勝ったら、えらいことや!』って、言うんやで。

それって、失礼ちゃう?」

「〇〇は、サッカー始めたばっかりやもん。絶対に負けたくないって思ってるんと違う?

それって、『ライバル』ってことでもあるで。

〇〇も、ガンバ(息子が応援しているセレッソのライバルチーム)には、勝ってほしくないって言ってるやん。

練習して、〇〇がうまくなって、勝つしかないやん!」

「その時は、勝ったからいいねんけど・・・」

 

この頃には、やっと息子も落ち着いてきました。

 

息子に対する多少のからかいは、もしかするとあるのかもしれません。

先日も、遊びのサッカーゲームの中で、息子が相手を押してしまい、レッドカードで退場となったそうです。

その試合と次の試合に息子が出れないのは仕方がないとしても、その後の試合もずっと「出場停止」と言われて、自分だけゲームに入れてもらえなかったと泣いていました

遊びの試合なのに、ちょっとやり過ぎだなと私も思いました。

 

それに、シングルタスク、シングルフォーカスの息子にとって、多人数での遊びは、思った以上に難しいことなのかもしれません。

気付かないうちに、友達の反感を買っていることもありそうです。

 

「嫌やったら、遊びに行かんでもいいんやで」と、私が言うと、

「もう絶対行かへんもん! 誘いに来ても、無視する!!」と、言います。

「無視せんでも、普通に『今日は、行かへん』って言ったらいいねん。

『行かへん』って言葉も、怒ってきつく言ったら相手に嫌な思いをさせるけど、普通に言ったらそうじゃないから。

わざわざ嫌われるようなことせんでいいやん!」

 

でも、息子は、誘いに来られると一緒に遊びたくて、

「やっぱり、行ってくるわ~!」と言いながら、毎回、飛んで出て行ってしまうのです。

 

「『嫌やな』って思ったら、無理して遊ばんと帰ってきたらいいんやで。」と、言いつつも、

「〇〇が途中で怒って帰ってばっかりしたら、そのうち『〇〇は誘わんとこ』ってなるかもしれないよ。」

とも、言ってしまう私。

 

息子も友達も、みんなが楽しく遊べますように。。。

 


クリスマスに・・・

2015年12月26日 | 日記(息子・小4)

クリスマスは、息子にとっては、サンタさんからプレゼントをもらう大事な日です。

朝起きて、大きな靴下の中からプレゼントの包みを取り出し、開けるときの不安な顔。

プレゼントがwiiのリモコンだと分かって、「やっぱりか・・・」というような、ちょっとがっかりした表情をしていました。

 

「2年連続欲しいものじゃなかった・・・」という息子に、

「リモコン、サンタさんにお願いしてたんと違うの?」と、聞くと、

「そうやけど・・・ホンマにほしいのは、プレステ4!」

 

プレステ4(PlayStation 4)とは、ソニーが出しているゲーム機本体のことで、4万円位するものです。

最近のサッカーゲームは、息子の持っている「wiiU」対応のソフトが出ず、息子は、2013年版のものをずっとプレイしているのですが、2016年版のゲームをするために、このプレステ4を欲しがっていことは知っていました。

 

「それは高すぎて、サンタさんも困るんちゃう?」と、私が言うと、

「そうやろ、分かってるよ! だから、リモコンにしたんや!!」と、息子。

 

サッカースクールの6年生の子が、「クリスマスプレゼントに、『プレステ4』をもらう!」と、言っていたそうです。

その話を私にしてくれたとき、

「サンタさんにそんな高いのんお願いして、だいじょうぶなんかなぁ・・・?」

と、息子自身が心配そうに言っていました。

 

「そりゃあ、サンタさん、いっぱいプレゼント用意せなあかんから、特別高いのんお願いされたら困るやろなぁ・・・」

と、私は言いつつ、多分、そのクリスマスプレゼントは、サンタさんが持ってくるものではないのだろう…と、思っていました。

 

息子は、「リモコン」をお願いしつつも、

「もしも、高くても、サンタさんがお願いを聞いてくれるなら、プレステ4にしてください」

と、遠慮がちにお願いしていて、

「もしかしたら・・・」と期待する気持ちを、クリスマスまでずっと持ち続けていたのでしょう。

 

それでも、

「◇◇君が来たときに一緒に遊べるから、良かったんや!」と、言った息子はえらい!

 

お願い聞いてもらえなくて、残念だったね。

世の中、そんなに甘くはないね。

でも、自分でお金を貯めて手に入れる喜びは、格別だよ~。

 

息子、お正月からお金を貯めていて、すでに2万円位貯まっているはずです。

「プレステ4」をゲットするのは、いつでしょうか・・・?

 


大泣きしながら、殴ってしまったようです

2015年12月24日 | 日記(息子・小4)

今日は、終業式。

明日から冬休みだな~と思っていたら、担任の先生からお電話がありました。

 

先生が職員室から教室に戻ってきた時、息子が大泣きしていたそうです。

先生がみんなに話を聞くと、息子が友達とお喋りしていて、息子が言い間違えたことをA君が言い直しをして、それを周りの子が囃し立てるような感じになってしまい、息子がき~っとなって、A君を殴ってしまったということでした。

 

先生によると、A君の間違いの言い直しには全く悪意がなかったそうなのですが、息子によると、その前から、他の友達B君から「だっせ~」などと言われていたらしく、A君はB君の味方をして一緒に自分をからかっているように感じてしまったということです。

A君は少しアイシングをして、幸い、腫れも痛みもなくなり、息子が謝って、事は収まったということでした。

 

A君の親御さんにおわびすべきか悩んで、先生にお聞きすると、

「学校で、もし、親御さんに会われることがあったら、一言お伝えいただいたらいいかと思います」

と、言われました。

 

少し前に、休憩時間の遊びの中で、息子一人に対して数人の子が攻撃し、息子もそれに応戦しているということがあって、息子が困っている感じではなかったので、遊びなのかもしれないけれど、

「一人に対してみんなで攻撃するというのは、フェアじない。そういう遊びはおかしいんじゃないか?」

と、みんなに注意をしてくださったことがあるそうです。

 

男の子同士、やってやられてというのいうのは、よくあることなのかもしれません。

 

A君には、本当に申し訳ないし、びっくりしただろうなと思いますが、私からすると、息子の言い間違いの指摘(「ランキング」を「ライキング」と言ったらしい)だけが問題ではなく、息子自身の心の中に溜まっていたものが、小さなきっかけで爆発してしまったように感じました

 

とはいえ、暴力はいけないことです。

特に、息子は、他の子より2学年ぐらい体が大きいので、息子が思っているよりも相手にダメージを与えることを伝え、言葉で言って、暴力は使うなと、念を押しました。

 

「言葉で」と言っても、それが出来れば、コミュニケーションの障害なんてないのですが・・・。

 


やっちゃった!!

2015年12月18日 | 日記(息子・小4)

昨日は、クラス担任との懇談でした。

2時30分からの予定でした。

 

前日に、よく兄弟で遊ぶに来てくれる友達が家に来ることを聞いていました。

最近は、私が買い物に行っている間、息子一人で留守番をしてくれ、

「2時間までならだいじょうぶ!」と、息子自身も言っています。

友達と一緒というのは初めてで、トラブルにならないか少し心配でしたが、私が学校に行っている間、ケンカせずに留守番することを約束してから、OKしました。

 

友達が遊びに来たのが2時過ぎ。

もう一人、その兄弟と同じマンションに住んでいる同級生も来てくれました。

 

いつも、おやつと飲み物を出しているのですが、よくコップを倒してしまう息子が、

留守中に飲み物をこぼしてしまうと嫌だなぁ・・・と、思って、ブリックパックに入った飲み物を何種類か用意していました。

りんごやぶどう等の果物のジュースや、カフェオレ、フルーツ牛乳などです。

 

「どれがいい?」と、私が聞くと、その同級生が、「コーラがいいです!」と答えました。

「コーラ、持ってきてないけど、この中では?」と、聞くと、

「その中やったら、飲めるのないんで、コーラーかサイダーでもいいです!」と。

すると、兄弟達も、「僕もコーラがいい!」と言いだし、炭酸が飲めない息子も、「アップルティー、コップに入れて~」というのです。

 

「え~っ!」

時間ないのに・・・・と、思ったものの、ここでグタグタ言ってるより、入れてきてあげた方が早いと思って、キッチンに戻りました。

 

コーラをコップに注いでペットボトルを調理台に置くと、運悪く不安定に揺れ、こんな時に限って真っ逆さまに落ちていくのですーー!

ドボドボ、シュワーッと、ペットボトルは大きく回転し、コーラはキッチンマットを大きくはみ出して、そこら中が茶色の水たまりに!!

 

慌てて布巾で拭こうとしたものの、そんなものでは追いつきません。

懇談の時間が迫ってくるので、とりあえず、水たまりにタオルをかぶせ、子ども達に飲み物を持って上がり、急いで学校へと向かいました。

 

懇談では特に何もなく、担任の先生からは、

「全教科において、よく頑張っています。苦手なことにも努力している様子が見られます。」

と、言われました。

メンタルクリニックの診察前などに、学校での息子の様子を聞いたり、通級の連絡ファイルで担任の先生ともやりとりしているため、特段、この席でお話しすることがなかったようです。

 

「何か気になることはありませんか?」と、先生に聞かれたので、

「台上前転が出来るようになって、息子がとても喜んでいました。

家で何度練習しても出来なかったので、先生が丁寧に根気よく教えてくださったんだなぁと思いました。

本当にありがとうございました。」

と、お礼を申し上げました。

 

「〇〇君が、一生懸命頑張っていたからですよ。マットで一人だけになった時も、まじめに何度も何度も練習していました。」

と、先生はおっしゃってくださいました。

 

持ち時間10分程度でと聞いていましたが、5分ぐらいで終わってしまい、すぐさま自宅に戻りました。

子ども達は出かける前と変わらず、4人で仲良くゲームをしていました。

それでも、台所の惨状に、思わずため息が・・・。

 

コーラが裏にしみ込んだスリッパで、私がそこら中を歩き回ったせいか、リビングや階段までがベタベタです。

キッチンマットやスリッパを洗い、いきなりの本格的拭き掃除が始まりました。

 

自分でやっちゃったので、仕方がありません。

黙々と大掃除に励みました。

「12月でよかった!」と、自分を納得させながら・・・。

 


醍醐味

2015年12月11日 | 日記(息子・小4)

息子が体育の時間に挑戦している「台上前転」

クラスで一人だけマットの上でも前転が出来ずに、悔しい思いをしていました。

寝る前に少しずつ練習していたのですが、家では、とうとううまく回れませんでした。

 

ところが、ある日、お風呂で息子が私に教えてくれました。

「あのな、マットの上やけどな、前回り出来てん!」

 

「ほんまに~!? すごい! やったやん!!」

私が喜ぶ顔を見て、息子も少し照れたように、でも、すごく嬉しそうな顔をしていました。

 

それから、1週間ぐらい経ってから、学校から帰ってくるなり、

「ママ、ママ、2段やけどな、跳び箱で『台上前転』が出来てん!!」

との息子の報告に、

「すごいね~、よく頑張ったね~!!」

と、思わずぎゅ~っと、息子を抱きしめました。

 

「体育の時間ぎりぎりでな、もう1回だけやってみようと思ってやったら、最後の最後に出来てん!!」

と、誇らしそうな息子に、

「すごいすごい! 最後まで諦めへんかったからやなぁ!!」と、すでに涙目になってる私。

 

この喜び、これこそ子育ての醍醐味だと思います。

 

何度練習をしても、家ではうまく前転が出来なくて、

「出来なくても、練習した分は〇〇の力になってる。今出来なくても、いつかきっと出来るようになるよ!」

と、息子に言ってきたけど、本当に出来るようになってよかったです。

 

先生方が根気よく、丁寧にご指導してくださったおかげだと思います。

最終的に、息子は、跳び箱3段での台上前転が出来るようになりました。

前転が出来るようになりたいと、家で一生懸命練習していることを、担任や通級の先生にお伝えしておいてよかったと思いました。

 

たとえ、台上前転が出来なくても、苦手なことを頑張る息子をえらいと思っていました。

こうして、一緒に喜ぶことが出来て、本当に嬉しいです

 


10歳、そして10周年

2015年12月07日 | 日記(息子・小4)

12月7日、息子が10歳になりました。

 

今朝も息子がハグしにきてくれたので、

「10歳だね。おめでとう! 元気でこんなに大きくなってくれて、嬉しいよ~♪」と、伝えました。

 

「10歳になったら、一人で寝よう」とか「一人でお風呂に入ろう」とか、色々言い聞かせてきたせいか、

「明日から、どうやって石鹸で顔を洗ったらいいの?」

と、昨日、息子が不安そうに聞いてきました。

 

実は、息子は、最近やっと石鹸を付けて顔を洗えるようになりました。

お風呂に入った時に、目をつむって、ほっぺやおでこに泡をのせ、横で私が、「息とめて」とか「息吸って」と、声をかけながら洗っています。

これでも、今年の夏までは、水でバシャバシャと顔を洗えなかったのですから、息子にとってはすごい進歩です!

 

10歳になったとはいえ、12月7日をはさんで、昨日と今日に大きな変化があるわけじゃないです。

「10歳になったら」というのは一つの目標で、これからも、息子が自分のペースで成長し続けることに意味があるのだと思います。

 

「だいじょうぶ、もうすぐ一人で洗えるようになるよ。5年生までに洗えるように頑張ろう!」

ということにしました。

5年生の臨海学校までに、顔を洗ったり髪を洗えるようになるのが、元々の目標でもあったので。

 

さて、息子の10歳の誕生日は、私達が親になっての10周年です。

10年経てば、仕事なら中堅でベテランの部類に入るのでしょうが、子育ては、悩みが解決したと思ったら次の悩みが出てきて、おろおろして、泣いたり笑ったり、子供の成長に合わせて、親も成長し続けなければならないんだ・・・というのが実感です。

 

とはいえ、母親10周年の私、おめでとう

 

10歳から次の10年間は、息子が自分で生きていく力を身に付けていけるよう、何でも一緒に取り組んできた息子の手を少しずつ離して、一歩下がって見守る親へと成長していこうと思います。

おそらく、息子と同じで、とてもゆっくりだとは思いますが・・・

 


日曜日

2015年12月01日 | 日記(息子・小4)

この日曜日、息子は父親と一緒に、応援しているサッカークラブ「セレッソ大阪」のJ1昇格プレーオフ戦を観に行きました。

 

2015年のリーグ戦が終了し、J2では、大宮、磐田の2チームがJ1昇格を決め、残り1つの枠を3位から6位までのチームがトーナメント方式で戦って決めるのが、プレーオフ戦。

セレッソ大阪は、リーグ戦で4位。

なので、5位の愛媛FCとホームのヤンマースタジアムで戦います。

 

大のセレッソファンである父親の影響を受け、昨年よりセレッソサポーターとなった息子は、この日もセレッソのユニフォームを着て、タオルマフラーを首に巻き、気合を入れて応援に行きました。

 

その間、私は、実家へと帰ります。

実家の庭を掃除し、道に散らばった落ち葉を掃き集め、少しだけ物置の片付けをしました。

2畳位と3畳位の2つの物置には、アウトドア用品、日曜大工用品、工芸用品など、亡くなった父にとっては大事な宝物だったはずの物がぎゅうぎゅうに詰めこまれています。

私達には使いこなせそうにない物が多く、また、保管状態もあまり良くないので、少しずつ処分しています。

それが終わると、弟と一緒に食事と買い物に行き、実家でほっと一息、買ってきたみたらし団子を食べながら一服しました。

 

弟は、10月の終わり頃から耳の調子が悪いそうです。

聴覚が過敏になっていて、車の走る音やお店のBGM、ありとあらゆる音に気持ちが悪くなるらしく、この日も外出するときは、耳栓をし、その上からイヤーマフラーをしていました。

それに、ザーっと雨が降っているような耳鳴りもしているそうです。

 

病院に行くように勧めても、「毎年のことやから」と行こうとしません。

季節が変わって、寒さが本格的に厳しくなる頃に治るのだそうです。

ストレス? 自律神経の乱れでしょうか・・・?

 

とはいえ、私と喋っているときは、弟も耳栓を外し、時々笑顔も見えました。

また、1週間後くらいには帰りたいと思っています。

本当は、週に2度でも3度でも帰りたいのですが、私の体が付いていかなくて・・・。

実家に帰ると、翌日、その次の日と調子が悪くなることが多く、 予定が詰まっている前の日には行けないのです。

 

さて、息子達が観に行った試合。

0-0の引き分けでした。

よって、リーグ戦で上位のセレッソ大阪が、プレーオフ決勝に進出しました。

同じくもう一つのプレーオフ戦で勝利したアビスパ福岡と12月6日に戦います。

 

アビスパ福岡はリーグ戦では3位とセレッソよりも上位なので、今度は、セッレソは勝たなければJ1に昇格出来ません。

運命の決勝戦には、私も参加します。

 

来週の日曜日は、息子の9歳最後の日。

家族3人でゴール裏に陣取り、応援する予定です!!

寒くなりそうだけど、どうか、雨・雪だけは降らないでおくれ~