やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

運動会

2016年10月17日 | 日記(息子・小5)

秋晴れの中、迎えた運動会。

子ども達の笑顔や、一生懸命演技や競技に打ち込む姿が眩しくて、何度もうるうるしてしまうのは年のせいでしょうか。

 

大変だった息子の練習期間を知っているだけに、息子の出ている種目はもちろんですが、1年生は1年生の、6年生は6年生ならではの、子ども達を観ていると色んな感慨が湧いてきて、今年も存分に運動会を楽しませていただきました。

 

小学校の運動会は親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん、家族総出で応援に来られることも多いので、観覧場所は人で溢れ、小学校全体が満員状態でした。

7時の開門に朝4時頃から並ぶ方もいて、我が家はそういう場所取りはしなかったので、トラックから随分離れていても、運動場内にシートが引けただけラッキーというべきでしょうか。

 

息子の演技が始まると、座っていては全然見えないので、一番後ろに下がって小さな脚立に乗り、カメラ越しに息子を探します。

息子が1年生の時に亡くなった父が遺してくれたカメラです。

 

古くて、重たくて・・・。

私には使いこなせそうもないカメラだけれど、小学校の運動会だけは、このカメラで撮り続けると決めています。

そして、毎年大活躍してくれ、どんなに遠くからでも、すぐに息子を見つけ出すことが出来ます。

望遠レンズと、息子の背が高くて目立っているせいだと思いますが・・・。

 

今年の演目は、「南中ソーラン」

羽織った手作り法被の背に、思い思いの漢字一文字を付けて、勇壮に踊ります。

息子の選んだ文字は、「宇」

背中に貼り付けたつもりが目測を誤ったのでしょうか、息子だけ背中というよりは左寄りの腰の辺りに付いていました。

 

「全力でやるつもりやから!」

登校前に息子が言っていた通り、全力で踊り、声を出していたようで、群衆の中から息子の声を聴き分けることが出来ました。

これも、息子の声変りが始まって、ガラガラ声に変わり始めたからなのでしょうが、その声を思いっきり張り上げるので、一層迫力があります。

 

いつも全力で、手を抜くことが出来ない息子。

それゆえに、色々大変なこともありましたが、こうして晴れの日を迎えることが出来ました。

その一瞬を、主人はDVDに、私は写真に収めて、もう一度家族で楽しみながら息子をねぎらい、ばあばにも見てもらい、その後大切に残しておこうと思っています。