やっぱり幸せ♪

日常の色んなこと、特に発達障害を持つ息子との素晴らしき日々を綴っていきたいと思います。

学校へ行こう

2016年10月06日 | 日記(息子・小5)

息子が遅れて学校へ行った日の放課後、担任と通級の先生と息子の3人で話をしてくださったそうです。

その日、息子は元気に家に帰って来て、すぐさま、サッカースクールへと向かいました。

登校前には「スクールも休む」と言っていたので、元気になって良かったと、ほっとしていました。

 

その間に、担任の先生からお電話がありました。

息子の様子を伝えると、

「良かったです。

『サッカースクール、休む』と、言ってたので、

『しんどいか~?』と、聞くと、

『サッカーしてしんどくなったら、また宿題出来へんようになるから。』

と、答えたんです。

『もし、サッカーしてしんどくなったときは、宿題出来なくても、ぐっすり寝て、学校に来てから宿題してもいいんやで。

思いっきりシュートしたら、スカッとするかもしれへんで』と、言ったら、

『そうかなぁ。』って、言っていました。

頑張って、スクールに行ったんですね!

お母さんも、学校から帰ってきて、もし〇〇君が調子悪くてしんどそうなときは、ゆっくり休ませてあげてください。

宿題、家で出来なくてもだいじょうぶです。

あくる日、学校で見させていただきますので。」

と、おっしゃってくださいました。

 

それで、息子は元気にスクールに行くことが出来たのだと思います。

 

また、運動会の練習での指導で、「もっと頑張れ」「もっと声出せ」というのは、まだまだ頑張れていない子に、「もっと」と、指導しているのであって、〇〇の声はしっかり聞こえてるし、ボディパーカッションの音もばっちり聞こえてる、一生懸命頑張ってるのが見えてるから、〇〇は、そのままで十分OKだという話をしてくださったそうです。

 

担任の先生も、ボディパーカッションで、太ももにあざを作ってまで「もっと頑張らんなあかん」と息子が思っているとは、思いもしなかったそうです。

少し前までは、一斉に指導されていることが、自分に言われていることだと分からないことがある・・・と、聞くことが苦手だった息子です。

担任の先生にも、その特性の話をしていました。

息子は、苦手ゆえに一生懸命聞こうと努力して、頑張り続けていたのかもしれません。

 

先生は、

「これからは、『〇〇はOK』というように、さり気なく一声かけようかと思っています。」

と、おっしゃってくださいました。

 

いつも、息子のために何が出来るかと、真剣に考えてくださる先生に頭が下がります。

「学校での〇〇君の様子を見ただけでは、思い及ばないことがあるので、これからも何かお気づきのことがありましたら教えてください。」

と、おっしゃってくださいました。

 

私も、親として息子のために頑張ろうと思います。

「学校へ通う」という当たり前のことを続けるためには、息子を頑張らせ過ぎないことが大切なようです。

息子と私では、同じことをするのに使うエネルギーの量が全く違うのかもしれません。

 

昨日も今日も、登校前の息子は本当にしんどそうでした。

昨日の宿題も、結局、出来ませんでした。

それでも、「学校へ行く」という目標に向かって、息子を励まし送り出します。

 

これだけ親身になって、これだけサポートしていただけるのは、小学校の間、この先生達に教わっている間だけなのかもしれません。

ならば、その間に、出来るだけ多くの経験をして、出来ること出来ないことなど自分を知って、友達との付き合い方を知り、困ったときの乗り越え方を学んでほしいと思っています。

 

「最高学年になるときには、みんなが『このクラスで良かった!』って、心から思えるようにしていきたいと思っています。」

家庭訪問のときの先生のこの言葉のように、息子も、必ずその一人として胸を張って進級できるよう、心から願っています。