色々なことが一度に襲ってきます。
息子のこと、弟のこと、義母のこと、自分のこと、家計のこと・・・。
今がそういう時期なのかもしれません。
整理しきれてないからか、胸の中がもやもやしたまま、ブログに書くのも億劫になってきて、ずっとブログに書き続けてきた息子の病院の記録も書けていないことに気が付きました。
前回の診察から2週間と期間が短いせいもあって、薬や先生の対応はほぼ同じだったので、病院の記録は残さず、息子の変化を書き残しておこう思います。
息子、保健室登校を頑張っています。
昼からの1~2時間。
6時間目の最後の10分ぐらいだけというときもありますが、登校しようという意志を感じます。
授業に出席していないので単位取得には繋がりませんが、この学校に行きたいのか、全日制は本当に無理なのか、考える時間を過ごしています。
そんな中で、先日、息子は放課後の体育の補習に参加し、受けていなかったスポーツテストの種目を受けました。
その中には、50m走と1500m走がありました。
息子は、小学5年生のときにサッカークラブに入りましたが、鬱状態になり、数ヶ月でドクターストップがかかってしまいました。
そのときの一番の不安の原因は、タイム走だったようです。
「25秒以内にダッシュで行って帰ってくる」というものですが、25秒を越えると何度も何度もやり直しをさせられるそうです。
25秒で走り切れない息子は、最後は30秒以内におまけしてもらって終了するのですが、「走れるかなぁ?」とクラブのない日もずっと不安を募らせ、鬱状態になる大きなきっかけとなってしまいました。
それから、走ることに対してトラウマを抱えるようになり、自主練や部活で走っているときにも、「これでいいのか?」「ちゃんと走れているのか?」と不安になり、気持ちが悪くなってしまうようになりました。
そういえば、息子が高校に通えなくなったのも体育でスポーツテストがあった頃で、何度も「走れるかなぁ?」と不安そうに口にしていました。
「無理して走らんでもええで。」
と、私は軽く聞き流していましたが、もしかすると、もしかするのかもしれません。
スポーツテストの補習があると聞いてから、また、息子の「だいじょうぶかなぁ?」「走れるかなぁ?」が始まりました。
それを聞いた翌日は、保健室登校も休んでしまいました。
無理して走らなくていい!
それは息子も分かっています。
だけど、迷っているようでした。
保健室やサポートルームで時々一緒になるというA君は、同じクラスで学習障害があるそうです。
でも、勉強が好きで、毎日必ず8時間は勉強しているそうです。
そのA君が、
「自分も一緒に走るから、補習を受けろ。」
と、誘ってくれたそうです。
A君は、体育の授業内で測定済みなので、走る必要なんて全くないのに・・・。
補習の日、欠席するかどうか、6時間目が始まる頃までずっと悩んでいた息子でしたが、「走る!」と自分で決め、登校しました。
学校から帰ってくるなり、
「走った! 1500は、6分55秒やった!」
と、言う息子。
私は、
「そっか、やったね!
バンザ~イ! バンザ~イ! バンザ~イ!」
と、大げさに万歳三唱をして息子を迎えました。
1500mの後に50mを走ったので、こちらは疲れて記録が遅くなり、ぎりぎり7秒台で普段より0.5秒も遅かったとか・・・。
走ったことがすごい!
声をかけてくれたA君に感謝!
友達と一緒に走れたことが、この先何かに繋がるかもしれません。
このままでは10月には進級できないことが確定すると聞いてから、いくつかの通信制高校のパンフレットを取り寄せたので、頻繁に通信制高校から電話がかかってきて、息子に合った一対一のサポートが出来ると説明してくれます。
息子には、無理して今の高校に通わなくても、自分に合った通信制高校を探して転校も出来ると伝えています。
けれど、先日、弟に、
「どこへ行くかじゃなくて、〇〇がどうしたいかや!」
とアドバイスされました。
私がいくら息子にとって良さそうな環境を用意してもダメなんだと。
高校へ行くしかないという理由だけなら、通信制の高校も卒業することは出来ない。
高校だけは卒業したい!
将来のためにこの勉強をしたい!
部活でサッカーをしたい!
友達と楽しく過ごしたい!
〇〇が何をしたいと思うかが大事で、それが分かったら、それに向けてやるべきことが見えてくると・・・。
その通りかもしれない。
でも、息子は、そんなことを考えられる状況じゃないと思う。
いや、弟の言ったことは「全部やりたい!」と希望をもって入学したはず。
けれど、心と体の調子が悪くて、1~2時間の保健室登校で疲弊しきっているし、一日一日を過ごすことさえ大変。
それじゃあ、今はまだ学校をどうするか考える時じゃないのかも・・・?
ぐるぐる考え続ける毎日です。