愛媛県宇和島市からの良いたより♪

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地上に存在した最も偉大な人・イエス・キリスト:イエスの時代、安息日には何が許されるのか?

2020-11-25 23:42:35 | 神の言葉・聖書

 さらに、別の安息日(安息日とは6日間働き7日目は労働を休み、神エホバの教えを黙想する日として設けられました。今の暦の日曜日の基となった日)に、イエスがガリラヤの海の傍の会堂に行かれました。そこには右手のなえた人が来ています。ユダヤ教の宗教指導者である書士とパリサイ人は、イエスがその右手のなえた人を癒すかどうかを見ようとして、じっと見守っていました。ついに彼らは、「安息日に病気を治すことは許されるだろうか」と、イエスに尋ねました。

 それらユダヤ教の宗教指導者たちは、安息日に癒しが許されるのは命が危ない時だけであると信じていました。例えば、安息日に骨折した人の骨を接ぐことや、くじいたところに包帯をするのは仕事にあたり、許されないと教えていました。それで、書士とパリサイ人たちは、イエスを訴える理由を得ようとして、イエスに質問をしているのです。当時の書士とパリサイ人は、神エホバの愛から遠く離れた心に陥っていました。

 しかし、イエスは彼らが何を心の中で考えているのかをご存知です。また、どんな事柄が仕事を休むように教える安息日の要求に背くことになるかについて、彼らが極端な、聖書的でない見方をしていることも知っておられます。ですから、イエスは、手のなえた人に、「立って、中央に来なさい」と、言われ、劇的な書士とパリサイ人たちとの対決の舞台を設けられました。

 次いで、イエスは書士とパリサイ人たちのほうを向いて、「あなた方のうち、一匹の羊を持っていて、それが安息日に穴に落ち込んだ場合、それをつかんで引き出さない人がいるでしょうか」と、お尋ねになりました。当時羊は重要な財源なので、彼らは次の日まで羊を落ちた穴にほうっておくことはしません。羊がケガをし、病気にでもなったら自分が損をすることを知っているからです。加えて、聖書は、「義なる者は、その家畜の魂(命)を気遣っている」と、教えているからです。

 そのことと比較し、イエスはさらに、「どう考えても、人は羊よりずっと価値のあるものではありませんか。それで、安息日に立派なことをするのは許されているのです」と、教えられました。道理に合った、しかも憐れみの深いこの論議には、書士とパリサイ人たちも反論できず、黙っていました。

 イエスは、彼らがかたくなな心と愚かさに憤り、憂いを感じながら見回されました。それから手のなえた人に次のように言われました。「あなたの手を伸ばしなさい」。そこでその人が手を伸ばすと、その手は直ちに癒されていました

 書士とパリサイ人たちはその人の手が元通りになったことを歓ぶ代わりに、出て行って直ぐにヘロデ党の者たちとイエスを殺すことについて相談します。ヘロデ党には宗教的なサドカイ人もいます。普段は、この政党と書士とパリサイ人たちは公然と対立していますが、イエスに敵対する点では、固く団結しているのです(マタイ12:9~14.マルコ3:1~6.ルカ6:6~11.格言12:10.出エジプト記20:8~10)。

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     道の駅 媛マドンナも 並びけり 今日の一句

 

             庭に咲いてる「晩秋のバラ」

 

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