モーセが、神エホバから与えられた奇跡を行う業をイスラエルの民の前で行い、それでイスラエルの民がモーセを信じるようになったことが記されていました。さらにモーセとアロンは神エホバに信仰を働かせ、どのように行動するでしょうか。聖書には次のように記されています。
「その後モーセとアロンはファラオ(王)の所に行って、こう言った。「イスラエルの神エホバはこう言っています。「私の民を去らせ、荒野で私のために祭りを行いなさい」」。しかしファラオは言った。「エホバが何者だというので、言う通りにしてイスラエルを去らせなければならないのか。エホバなど知らないし、イスラエルを去らせたりもしない」。それでも2人(モーセとアロン)は言った。「ヘブライ人の神(エホバ)が私たちに話しました。どうか荒野に3日の旅をさせ、私たちの神エホバに犠牲を捧げてください。そうしなければ、私たちは病気や剣で打たれます(殺されます)」。エジプトの王は2人(モーセとアロン)に答えた。「モーセとアロン、どうしてあの民(イスラエル人)を仕事から離れさせるのか。仕事に戻れ!」。ファラオはさらに言った。「あの土地に何人いると思っているんだ。それなのに、おまえたちは彼ら(イスラエル人)に仕事を休ませようとしている」。
その日、ファラオは監督たちと現場責任者たちにこう命じた。「これからは、れんがを作るためのわらを民に与えてはならない。彼らに集めに行かせよ。だが、作らせるれんがの量はこれまでと同じだ。減らしてはならない。彼ら(イスラエル人)はたるんでいる。だから、「私たちの神(エホバ)に犠牲を捧げに行きたい!」などとわめくのだ(出エジプト記5:1~9)。
上の聖句に記されている通り、モーセとアロンはエジプトの権力者ファラオの前に行って、神エホバが言われたことを告げています。モーセとアロンは、神エホバが地上を治める宇宙の主権者ゆえに、神エホバの言葉をファラオに伝えなければならない、と考え、勇気をだして正しい行いをしています。しかし、ファラオはエホバは何者だというのか、エホバなど知らない、と言い放って、神エホバの言葉を退けています。さらに、ファラオはエジプトで強制労働に就かせているイスラエル人のれんが作りの作業をさらに負担の大きいものにしました。
さて、物事はどのように進展するでしょうか。ファラオは態度を和らげるでしょうか。引き続き次回にお伝え致します。
WWW.JW.ORG
コロナ禍や 菊花展なし 市のホール 今日の一句