イエス・キリストが弟子たちに告げていた通り、贖いの死の三日後に復活したことがマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書に記されています。マタイの福音書に、贖いの死を遂げたイエスが葬られた記念の墓に、贖いの死後の三日目の朝早く、マリア・マグダレネとマリアが様子を見に行った時のことが記されています(マタイ27:60;28:1)。彼女たちが記念の墓に行くと、イエスの葬られた記念の墓の前にはみ使いがおり、イエスは復活したこと、かつそのことを弟子たちに伝えるように、伝え、ガリラヤに向かう復活したイエスに会うことも告げられました(マタイ28:2~7)。み使いが教えた通り、マリア・マグダレネとマリアに、復活したイエスが近づき出会った時の様子が次のように記されています。
「それで、彼女たちは急いで記念の墓を去り、恐れと大きな喜びとを抱きつつ、弟子たちに報告するために走った。すると、見よ、イエスが彼女たちに出会って、「こんにちは!」と言われた。彼女たちは近づきその足を抱き、彼に敬意をささげた。その時、イエスはこう言われた。「恐れることはありません! 行って、わたしの弟子たちに報告し、彼らがガリラヤに行くようにしなさい。彼らはそこでわたしを見るでしょう」」(マタイ28:8~10)。
上記の聖句に記されている通り、イエスの予告通り、イエスが復活したことを知ったマリア・マグダレネとマリアは、「恐れと大きな喜びとを抱きつつ、弟子たちに報告るために走った」ことが記されています。この短い記録の言葉から、彼女たちの走る姿を生き生きと想い描くことができるのではないでしょうか。あなたもその場にいたなら、きっと同じように弟子たちに一刻も早く伝えたいと思い、走ったに違いありません。彼女たちは走っている途中で復活したイエスに出会い、挨拶の言葉をかけられます。その時、マリア・マグダレネとマリアは復活しているイエスに「近づきその足を抱き」ました。彼女たちは復活したイエスの胸を抱いたのではりません。「足を抱き」ました。彼女たちのとっさの行動として、イエスが間違いなく復活し、ご自身の足で立っていることを確認した行動であることが分かります。彼女たちはイエスの「足を抱く」ことによって復活を実感し、喜びを抱きしめたのです。マリア・マグダレネとマリアは復活したイエスの「足を抱き」ましたが、それは極めて自然な行動であったことが分かります。あなたなら、その時どうなさったでしょうか。
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