偉大な創造者エホバ神は、ご自分の預言者イザヤを通して、「何が正しいかを知っている人たち」に語りかけられました(イザヤ51:7,8)。あなたもみ言葉聖書を通して、神エホバが語りかけてくださっている言葉に耳を固める方々のお一人であれば幸いです。
次いで神エホバは、イザヤを通して、バビロンに捕らわれの身のご自分の民のために、行動を起こすように、ご自身に呼びかけるかのように、次のように語られました。
「「目覚めよ!目覚めよ!力をまとえ、エホバの腕よ!昔のように、過ぎ去った時代のように、目覚めよ。ラハブを打ち砕き、海の巨獣を刺し通したのは、あなた(エホバ)ではないか。広くて深い海(紅海)の水を干上がらせたのは、あなた(エホバ)ではないか。(紅海の海の水を分け)海の底を道とし、救い出された人たちが渡れるようにしたのも」」(イザヤ51:9,10)。
上の聖句では霊感を受けたイザヤは、選び抜いた歴史上の生じた事例に言及しています。イスラエル人であれば、誰でも、自国民のエジプトからの救出と紅海がモーセによって分けられ、安全に渡ったことを知っています(出エジプト記12:24~27;14:26~31)。「ラハブ」、「海の巨獣」という表現は、イスラエルのエジプトからの脱出を阻もうとしたファラオの配下のエジプトを指しています(詩編74:13;87:4.イザヤ30:7)。古代エジプトは、頭をナイル川の三角州に置き、長い胴体を肥沃なナイル川流域に長々と横たえている巨大な蛇に似ていました(エゼキエル29:3)。しかし、この巨獣・エジプトは、神エホバがモーセを用い十の災厄を下した時に切り砕かれました。そして、紅海までイスラエルの民を追撃して来たエジプトの兵は、分かたれた紅海の水が元に戻された時、その海水によって壊滅された時に、刺し通され、ひどい傷を負い、弱体化しました。お分かりと思いますが、神エホバは、ご自分の民に反逆するエジプトを扱う際に、ご自分の腕の力をお示しになったのです。では、バビロンで流刑になっているご自分の民・イスラエルのためにもご自分の腕の力を用い、戦おうとされるのではないでしょうか。次回にそのイザヤの預言を紹介致します。
WWW.JW.ORG
雨露の きらりと光る 椿かな 今日の一句
鮮やかな鉢植えの「カランコエ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます