聖書には、タマルを辱めたアムノンは、辱めたタマルを外に出し、鍵を掛けると、タマルは頭に灰をかぶり、上等の長い衣服を引き裂き、泣きながら去っていった、ことが記されていました。続いて、聖書には兄のアブサロムがタマルに言った言葉が次のように記されています。
「兄のアブサロムが彼女(タマル)に言った。「一緒にいたの(辱めを与えたの)はアムノン兄さんだったのか。いいか、タマル、黙っていなさい。彼はあなたの兄だ。このことを気に病まなくていい」。それでタマルは兄アブサロムの家に住み、人と会わないようにした。ダビデ王は一部始終を聞き、非常に怒ったが、アムノンを責めるようなことはしなかった。長男であるアムノンを愛していたからである。アブサロムはアムノンに何も言わなかった。妹タマルを辱めたアムノンを憎んでいた。」(サムエル第二13:20~22)。
上の聖句に記されている通り、ダビデ王の長男アムノンがタマルを犯した一部始終を聞いたダビデ王は、非常に怒ったが、アムノンを責めなかったことが記されています。ダビデ王は誤った長男アムノンに対する愛で、善悪に対し盲目になっていたことが分かります。アブサロムもアムノンに何も言わなかったが、妹タマルを辱めたアムノンを憎んでいたことが記されています。
さて、事態はどのように進展するでしょうか。次回にお伝え致します。
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曇り空 アヤメ静かに 咲ており 今日の一句
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