聖書には、アブサロムが「私がこの国の裁判人に任命されていれば、訴え事や争い事がある人はみんな私のもとに来て、公正な裁きを受けられるのですが」、と言ったことが記されていました。心に膨らみ始めたアブサロムの欲望はどうなっていくでしょうか。聖書は次のように記録しています。
「誰かが近づいてきてひれ伏そうとすると、アブサロムは手を出して引き寄せ、口づけするのだった。裁いてもらおうとして(ダビデ)王の所に来る全てのイスラエル人に、アブサロムはこうしたことをしていた。イスラエルの人たちの心を盗んでいたのである。
4年がたった頃、アブサロムは(ダビデ)王にこう言った。「どうか私をヘブロンに行かせてください。エホバにした誓約を果たしたいのです。私はシリアのゲシュルに住んでいた時、「「もしエホバが私をエルサレムに連れ戻してくださるなら、エホバに捧げ物をします」という厳粛な誓約をいたしました」。(ダビデ)王は言った。「気を付けて行きなさい」。そこでアブサロムは立ち上がって、ヘブロンに行った。」(サムエル第二15:5~9)。
上の聖句に記されている通り、アブサロムは、ダビデ王に裁きを求めて来る人々の心を盗んでいたことが記されています。さらに4年が経過し、アブサロムは神エホバへの誓約を果たすために、ヘブロンに行かせてほしいと請願し、ダビデ王の許可を得たことが記されています。
アブサロムは何をするでしょうか。次回にお伝え致します。
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